今号の読者からのご相談
コンドミニアムを買おうと開催されているフェアーに行き、CASA のブースでTRUSTCONDO RAMA3 を買うことにして申込金1万B を払いました。(中略)部屋は3131 号室で価格も提示されました。
部屋を観たい旨告げると「明日現地に来れば貴方の部屋を見せる」とのこと。またもし現物を見て気に入らない場合にキャンセルした場合申込金はどうなるのか聞いたところ「お返しする」とのことで、必要書類にサインをしました。当然預かり書らしき物は受け取りました。(申し遅れましたが、小生はタイ語は話せませんしタイ文字も読めません。また対応をした男性も英語はほとんど理解できません)
翌日、現地に出向きましたがモデルルームしか見せてくれません。3131 号と申し込み書にはしっかり書いてあるので「見せて下さい」「出来ない、モデルルームと同じだ」の繰り返し。仕方なくモデルルームを見ましたが、気に入りませんでしたのでキャンセルをしたい旨告げると「申込金は返せない」。
「そんなバカな」と思いましたが、タイ語でまくし立てられ面倒になり何かタイ語の書類にサインをさせられました。多分、辞退承諾書だろうと思います。高い授業料だと、その時は諦めましたが自宅に帰りだんだん時間が経つにつれて腹が立ってき、ブンさんに投稿しょうと思いました。
CASA と言えばタイでは親会社が超一流企業です。こんなコンプライアンス違反をして良いのでしょうか?(竹)
担当者曰く
TRUST-CONDO RAMA3 に電話して「日本人の友達が……」と切り出して竹さんの話をしてみました。担当者は竹さんのことを覚えていました。「 ご購入される3131号室を見たいとおしゃるので『部屋はまだ完成していませんが、インテリアに凝ったセンスのよい3131 号タイプのモデルルームをお見せします』とご案内しました」
売ってから着工する
竹さんはご存知なかったのでしょうが、タイのコンドミニアムは建築着工前から売り出して、入ったお金を建設費にあてます。信用のある開発業者が良い立地に建てることを発表するやいなや、数時間で売り切れということもあります。買った人の中には頃合いを見て転売して利鞘を稼ぐ人もたくさんいるんですよ。TRUSTCONDORAMA3 も完売したそうです。
ポンと買う竹さん……
竹さんとセールスマンとの間で言葉が通じなかったのは致命的です。モデルルームを見てから購入を検討するのが普通ですが、3131 号を買う、として内金を1万B 入れたということは、セールスマンは同室をほかの人に売る機会を失っているわけです。キャンセルしても返金されません。
コンドミニアムを買うときには慎重に……ん? ひょっとして竹さんって大金持ち!?
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