日本人会員は世界第2位!
タイ政府観光庁(TAT)監督下で設立されたタイランド・プリビレッジ・カード社によって運営されている特別会員長期滞在ビザプログラム「タイランド・プリビレッジ・カード」。同社は3月20日、2023年までの状況と今後の事業戦略を発表しました。
2023年はこれまで過去最高となる11,846名が加入し、目標会員数の108%増を記録するという快挙を成し遂げ、2003年の設立以来、会員数は31,231名を突破したとのこと。国別会員数としては全体の45%を中国が占め、続いて日本、アメリカ、イギリス、ロシアと続きます。特に5位にランクインしたロシアについては「ウクライナとの紛争が始まって以来加入者が大幅に伸びており、タイランド・プリビレッジ・カードの5~20年の長期滞在ビザは、深刻な政治不安に直面している国の人々にとっては大きな魅力となっている」と、同社のマナタセ・アナワット社長は語りました。
世界的に見ても魅力的なディスティネーションである観光国家・タイ。東南アジアのビジネスハブとして投資機会も多く、質の高い医療や様々なサービスが受けられ、世界に名だたるおいしいタイ料理や魅力的な観光地が多く存在します。そんな中、この20年で大きく成長を遂げてきたタイランド・プリビレッジ・カード。今後は、①20年以上の長期滞在を希望する外国人のためのプロバイダーとして、②タイの主要空港での独占的なサービスを提供し、③宿泊、旅行、レジャー、ヘルスケア、経済的豊かさなど、会員のライフスタイルの様々な側面をカバーする特典を提供しながら他のカードとより差別化を図り、会員の包括的なニーズに応えていくとの展望を明らかにしました。
また、インド、中東、LGBTQIA+コミュニティなど、新たなターゲット層への顧客基盤の拡大を目指していることも発表されました。「2024年は39,000名の会員数を目指していきます。これにより500億バーツ以上の経済効果をもたらし、タイ経済に大きな貢献ができると革新しています。長期滞在ビザの世界的リーダーを目指し、突き進んでいきます」と、マナタセ社長は締めました。
ビザの期限を気にすることなく最上級のサービスと共に素晴らしいタイ滞在を楽しみたいという方にとっては、この上ない選択となることは間違いないでしょう。
タイランド・プリビレッジ・カード カテゴリー
ゴールド:会費90万バーツ/有効期限5年/年間20ポイント獲得可能
プラチナ:会費150万バーツ/有効期限10年/年間35ポイント獲得可能
ダイヤモンド:会費250万バーツ/15年間有効/年間55ポイント獲得可能
リザーブ:会費500万バーツ/20年間有効/年間120ポイント獲得可能 *招待制で、年間最大100名限定
★ポイントによって様々な特典が受けられます