奇想天外なコースが好奇心をくすぐる個性強すぎ!
ゴルフ好き同士がバトンを渡しながら自分の愛するコースを紹介していくリレーコラムの第23回。今回は、山の中に位置する自然と動物あふれるゴルフ「パーク」を、早田さんが紹介してくれます。
今号のゴルファー:早田庄吾
150cmの身長でいかにドライバーを飛ばすか日々模索。結果、フォームが崩れ悪戦苦闘中。
スタートまで、遥か遠し
駐車場に着いて、キャディさんの待機エリアでゴルフバッグを降ろすと、受付まで急な階段。さっそく、山岳コースの洗礼を受けます。受付とロッカールームが別々の棟に分かれ、まるで迷路のよう。普通のゴルフ場とは違う予感がしてきます。まずはトラックの荷台に乗っての移動です。キャディさんとゴルフバッグと一緒に揺られながら、ドナドナ♪ が頭の中に流れたのは私だけではないはず。
途中、鉄錠門を2カ所通過し、どこに連れて行かれるのかと心配になってきたころ、レストラン・ハウスに到着しました。ここも、まだ中間地点。カートに乗り換え、さらに山登りです。食事中の鹿や牛、ダチョウが見え、ここがゴルフクラブではなく「パーク」であることが実感できます。ゴルフをしに来たことを忘れかけたころようやく1番ホールに。
奇想天外コースの数々
ティーグランドからの眺望はまさに絶景!ヤッホーと叫びたくなるほど見晴らしの良い打ち下ろしのコースです。テンションが一気にゴルフモードへと切り替わります。
今回プレイしたハイランドコースは、コースとグリーンのの奇想天外さが次のホールへの好奇心をくすぐります。どのホールも遊び心がいっぱい。中でも強烈なのが距離のあるパー5の6番。グリーン前の大きな池を超えてナイスオン! と喜んではいられません。な、なんとグリーンの真ん中に池が……。落としどころによっては、4パットも覚悟しなければいけません。そして、パー4の14番です。こちらは、スーパーが付く打ち下ろし。
ドライバーショットの滞空時間の長さは爽快! しかし、ボールの着地点は見えません。
お花畑の向こうにボールが消えていくまでの間、おしゃべりをお楽しみください。
食事にもワンジャン魂
タイでは珍しく、9ホール終了時点で食事です。山岳コースで疲れた体にはとても良いタイミング。昼食はタイ料理のオーダーブッフェです。クイティアオに入った色んな種類のルークチンはどれもおいしく、次はどんな味がするのか楽しみになります。まるで、次のホールにワクワクしてしまう、ワンジャンゴルフパークを象徴しているようです。
Wangjuntr Golf Park
住所 129 Moo 6, Payubnai, Wangjuntr, Rayong 0-2276-9072、4(バンコク)
HP www.wangjuntrgolf.com
料金 ビジター:火~金2850B、土日祝2850B(在住者価格、キャディ・フィー含む) カート800B~(必須)※ハイランドコースの料金。ほかにもバレーコースあり。プロモーション情報を含む、詳細は上記の連絡先まで
ひとことまとめデータ
コースの面白さ ★★★★★
タイ色強さ ★★★★★
ワイルドさ ★★★★★