ワンデートリップ

511のバスで、サムットプラカーン県の歴史アミューズメントパークへ「ムアンボラーン」【10回】

サムットプラカーン県に、1963年建国のリトル・タイ王国があるそうな。そこは、96万㎡の敷地内に、タイ全土に点在する116の遺跡・寺院・有名建築が集められた歴史テーマパーク。タイ国の文明・文化理解への道を、1日にして成らせる今回の旅。

旅して書く係 ゆっくり行くほど遠くまで行ける。足元を見て歩けば、毎日が千里を行く旅。元バックパッカー・S子。

スクンビット奇数側のどこでもと言われ、道連れ・ポック君との待ち合わせはエンポリ向かいをリクエスト。

乗り込んだオレンジバス511番は、いつもならスクンビット内の移動かセントラルワールドへ行くのに使う路線。ポック君が車掌に「サーラーガーン・チャンワット(県庁)・サムットプラカーンまで」と告げるのを聞いて、旅気分に種火がともる。バス賃20B也。やがてオンヌットを抜け、ローカル度が上がるにつれタイマッサージの看板の値段は下がり、工事中のBTS駅をいくつか通り過ぎて、乗車から約40分、ここはサムットプラカーン県。

バスを降りて少し歩いた左に、目的地ムアンボーラーンを通過する36番のソンテウばかりがずらりと並ぶ道(タノン・プラサック)があるので、それに乗って水路を左に見ながら約20分(運賃8Bは降車時に)。橋を渡れば到着です。

タイ全土をぎゅっと凝縮

足となるのは、自転車かゴルフカートかトラム(自転車以外は追加料金)。運動好きのポック君、嬉々として自転車を選択。象の顔型をした国土のかたちまでもを忠実に模したここ、出発は鼻の先っぽに当たる南部から。まず目を引くのは、ナコン・シータマラート県の仏塔(写真)。園内の建物は、実物をそのまま移転させたもの、複製または史実をもとに建築したもの、伝説上の場面を再現したものと3種類あり、地図上で色分けされています。

実物大のものからややスケールダウンしたものまで、どれも存在感のあるものばかり。ミニチュア版を想像して行くと度肝を抜かれます。遺跡の朽ちた様子も精巧に再現してあって感嘆。南部から中部へ、水上マーケットでの昼食をはさみ、北部、そして東北部へ……
と自転車でかけ巡るのは、縮小版のタイだからこそできること。

途中、ポック君やけに熱心に見入ってるなぁと思ったら、彼女の故郷ピチット県のお寺なんだって。なるほど、そんな楽しみ方もありなのね。約3時間のタイ周遊の旅。短時間で見て回るとそれぞれの地域の特色が浮き彫りになって、あらためてタイの地方文化の多様性を実感。絶壁上のカオプラビハーン遺跡が修復工事中で上に登れなかったのが唯一の心残りでした。

休憩ポイント2つ

古き良き街並みを再現したオールドマーケットには、金行・薬屋・骨董屋・ナンタルン(影絵)のスクリーン・駄菓子屋・土産物屋などが並びます。食事は、ゆったりと行き交う船を眺めつつ水上マーケットで。30Bで船にも乗れます。これからタイの遺跡巡りを考えている人には旅程の青写真として、またはかつて訪ねた場所の記憶を新たにする場としても使えるムアンボーラーンの旅。時空間を縦横無尽に行き来できる、魅惑の園なのでした。

Muang Boran(Ancient Siam)

住所     296/1 Moo 7 Sukhumvit Rd., Bangpoomai Muang Samutprakarn
電話  0-2709-1644~5
営業  8時~17時 無休
HP   www.ancientsiam.com
料金  大人300B(子供150B)自転車レンタル料込み ※タイ人料金150B(子供75B)
ゴルフカート/2人乗り200B 4人乗り300B 6人乗り500B(1時間あたり)
トラム/1人75B(2時間で1周・英語ガイドリクエスト可能)
自家用車の乗り入れは1台300B

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