ノボテルで朝食を
スワンナプーム空港とは目と鼻の先。今回のタイへの旅路はこのホテルが締めとなる。自分へのご褒美に、と言いたいところだが、現在無職の私にはあまりに贅沢すぎる。
面接を受けにバンコクに来ていた私のために、来年から就職することが(つい昨日)決まった会社の計らいで宿泊させてもらったのだ。
昨年のエアポートリンク開通に伴いバンコク中心部からの便も良い。エクスプレスラインで15分、各駅停車のシティラインでも30分で来られる。駅の改札を抜け、地下道から上ってすぐの入口を開けるとそこには吹き抜けの開放感あるロビーが広がる。
クリスマスの装飾や巨大な蓮の花のオブジェに胸躍らせながら、案内されて部屋に入った瞬間、ぎりぎりまで市内観光してしまったことをちょっぴり後悔した。
モダンな内装とふかふかの特大ベッド。湯船に浸かりのんびりしたい誘惑に駆られるが、翌朝の早起きのためさっさとベッドに埋まりぐっすり安眠する。
出発は8時半バンコク発の便、2時間前にはチェックインしないといけない国際線。市内のホテルなら朝食を諦めるところだけれど、ここでは違う。朝5時に起床、空港に行って搭乗手続きを済ませ、戻ってゆっくり朝食をとる。空港まで徒歩10分でいける範囲のここならではの使い方。
思った通り、インターナショナルブッフェの朝食は期待以上。一口ごとに「むふ~」と鼻息が漏れる。ノボテルに泊まるならこの朝食を取らねば。お腹も心も満たし、ホテルをチェックアウトし再び空港へ向かおうとしたら、なんとこの距離を送迎車で送ってくれるとのこと。素敵!!
海外へ向かう前日に泊まり、プールで1日ゆっくり過ごすのもいい。そして、当日は余裕をもって出発する。そんな未来の「自分へのご褒美」を夢想しながら、この国で、いっぱい稼ぐことを決意してタイを一旦あとにする。
Novotel Suvarnabhumi Airport Hotel
住所 999 Suvarnabhumi AirportHotel Building, Moo 1, Nongprue,
Bang Phli, Samutprakarn 10540
ิ番号 0-2131-1111
HP www.novotelsuvarnabhumi.com
料金 ジュニア・スイート7200B(朝食込み、税サ別:1月中)