住宅街の中にある、日本人にもおなじみの「元」癒し系コース
ゴルフ好き同士がバトンを渡しながら自分の愛するコースを紹介していくリレーコラムの第17回。今回は、住宅街の中に広がるゴルフコースを場数で勝負の橋本さんが紹介してくれます。
今号のゴルファー:橋本正尚
通算タイ駐在9年目。「ゴルフ上達」は諦め、「ゴルフ場数」に目標を切り替え、現在92カ所でプレー。目指すは100カ所。
昔は癒し系、今は……
レイクウッドは、バンナーの18㎞に位置し、スクムビット通りから30分少々で到着します。レイク、ウッド、ロックの3コース27ホールで、初心者から上級者まで楽しめます。
昔は「癒し系ゴルフ場」と呼ばれていましたが開場して20年を経て、木々も育ち、ラフの芝もしっかりと根付いた現在では、昔ほど癒してくれなくなりました。
土日の午前中は混雑しますが、遅めの午後は比較的空いていますのでのんびりプレイできます。メンバーになると家族メンバーが1名加えられるので、午後に夫婦でゆったり回るのも良いかもしれません。また、子供もコースに入れるため、カートの横に乗せてお父さんの1人ハーフに付き合ってもらうことも可能です。
思い出深いレイクコース
3つあるコースの内、筆者にとって印象的なのはレイクです。コースは住宅街の中にあるため、個人の豪邸前からティーショットをすることも。池越えパー3の3番は、左とフェアウェイ手前が池なので、引っ掛けると池ポチャです。
右に逃げるとバンカーな上、傾斜が大きい特大グリーンが待っているためオンしても安心できません。苦労した後は大きな池を眺めながら茶店で一息。続くパー4の4番は左が池、右には林、さらに奥には豪邸が待ち受けています。
8年前の前回駐在時、たまにしかでないバーディーをこのホールで出しました。筆者のキャディはその前日、当時のタクシン首相のキャディを勤めたようです。
元首相もここでバーディーを出して大判振る舞いをしたとのこと。「チャイディー・マークだった」とチップをせがまれたのが、楽しい思い出です(高くついたバーディーでした)。その後の6番ホールでは、筆者の同伴者が前組の日本人にマナーに関することで誤解を受け、投書されてしまったこともありました。ちょっと苦い思い出です。
後はジャグジーでのんびり
さて、プレイが終わってのお楽しみ。ここには、ジャクジーがあり、日本のようにゆっくり体を伸ばし疲れを癒せます。その後はタイ料理をあてに冷たいビール、仕上げに煮込み風カレーうどん、ゴマダレの冷やし中華が好評です。
Lakewood Country Club
住所 99/1 Moo 11, Bangna-Trad Km 18, Bangchalong, Bangplee, Samutprakarn
電話 0-2312-6278~86
HP www.lakewoodcountryclub.co.th
料金 ビジター:平日2300B、土日祝:3300B キャディ250B/18ホール