ゴルフ好き同士がバトンを渡しながら自分の愛するコースを紹介していくリレーコラムの第38回。今回は、カンチャナブリー県の自然の中にあるコースを、プロを志すゴルファー細川さんが紹介してくれます。
今号のゴルファー:細川孝女
チョンブリー県のグリーンウッド・ゴルフクラブ勤務。在タイ15年。シニアプロを目指すも体調を崩してからは、夢みて奮闘中。
バンコクから2時間の大自然に癒やされる
タイのゴルフ場勤務歴10年の私がご紹介するのはニチゴ・リゾート&カントリークラブです。OLゴルファーだったときに、シニアプロの門を叩こうと、仕事とゴルフに汗を流した思い出のゴルフ場でもあります。
バンコクからは2時間ほど。時間だけを聞くと遠いと思われるかもしれませんが、現地に着けば、広大な大地、自然、空気に満足すること間違いなし。途中、道路を横断する水牛たちに出くわすことも。夜は星がとてもきれいです。空を見上げて、ホームシックになったことを思い出します。
クウェー川鉄橋が現われるホールあり
こちらのゴルフ場には、3コース(リバー、レイク、マウンテン)27ホールあります。お勧めしたいホールは2つあり、どちらも素晴らしい景観で、いつも闘争心に火を付けられます。
リバーの6番ホールは、ニチゴの象徴ともいえるホールです。カンチャナブリーと言えばクウェー川にかかる鉄橋が有名ですが、そのミニチュアがドーンと目の前に現れます。右サイドが川になっており、少し右ドックレックのホールです。ドライバーの落としどころが難しいですが、景色に見とれて間違わないで!!
もう1つはレイクの4番のショートホールです。距離はないですが、池越え、グリーン手前はカラーがあるだけですぐ池、奥もバンカー。そして風にも影響されるため距離、方向性だけでなく、思い切って振りぬく勇気も求められます。
宿泊は、ホテルとコテージがあり、仲間とわいわい騒ぎたいときは、コテージがいいですね。プールでゆっくり身体を癒やしたり、マッサージを受けたりすることもできます。
ゴルフ以外も楽しめる!
近くには観光名所がたくさんあり、ゴルフ以外の楽しみも充実しています。クウェー川鉄橋のほか、記念館や連合軍墓地など。渓谷を走る列車の車窓からの景色は最高です。象に乗って森や川を散歩したり、筏でクウェー川下りやサイヨーク滝めぐりもできますよ。11月後半にある花火大会は、一度見ておくことをお勧めします。
ゴルフをする、しないに関わらず、週末の2日だけでは時間が足りないはず。
Nichigo Resort & Country Club
住所: 106 Moo 4, Tambol Wangdong, Amphur Muang, Kanchanaburi
電話: 0-3451-8518、0-3458-4000
HP: www.nichigoresortcc.com
料金: ビジター:平日1000B、土日祝1200B キャディ280B/18ホール
ひとことまとめデータ
コースの面白さ ★★★★★
施設 ★★★☆☆
清潔さ ★★★☆☆
ココ注意!:12月から2月にかけて韓国人プレイヤー多し。大騒ぎすることも