3分でわかる!今週のタイ・ニュース解説

【3分でわかる!今週のタイ・ニュース解説】合法でも注意! 各種医薬品の誘惑


タイでは今週も様々なニュースが駆け巡りました。そのなかでも注目のニュースを、ダコの姉妹紙である「newsclip」編集部が解説します。
今回のテーマは、下ネタでは済まされない「薬」について。

newsclip.be発、今週の注目ニュースは?

7月22日 「無許可のやせ薬、勃起不全薬などバンコクで押収」
https://bit.ly/3jGr4ST

※参考記事
2019年6月16日 「無許可の蚊取り線香、やせ薬など タイ当局が大量押収」

https://bit.ly/3jxk76N

7月22日、newsclip.beに無許可のやせ薬、勃起不全薬などバンコクで押収」という記事が掲載されました。当局が企業の事務所を捜索、危険な成分を含む無許可のやせ薬、勃起不全薬、化粧品などを押収したというニュースです。

成分の詳細などは省かれた短い記事ですが、そもそも薬自体が無許可です。そんな薬が人体にどのような影響を及ぼすかなど論外、といったところでしょう。

医薬品や化粧品のほか、蚊取り線香の押収もよく聞きます。newsclip.beでは、昨年に「無許可の蚊取り線香、やせ薬などタイ当局が大量押収」(2019年6月16日)といった記事があります。殺虫剤などで使用されるメバルフタルスリン成分が含まれるため、人間が煙を吸うと危険な蚊取り線香が押収されたという出来事でした。

死に至るケースもみられる「勃起不全薬」

やせ薬は女性にとって気になる存在でしょう。合法的に販売されている薬なら安心かというと、そうでもないようです。

日本人に関わる健康被害の事例は、タイ国内よりむしろ日本で多くが明らかになっています。「日本在住の女性がタイから個人輸入、服用後に発汗や胃部不快感などの症状によって医療機関で治療を受けた」「気管支喘息の持病を持つ女性が(やはり個人輸入で入手し)服用したところ、医薬品との因果関係は不明ながらも死亡に至った」などという事例が複数の都府県で報告されています。

個人輸入といっても、インターネットのホームページなどを利用して身長や体重を申告し、タイの病院で処方してもらう医薬品です。合法であっても問題は発生します。無許可のやせ薬はそれ以上に問題が多いと思った方が良いでしょう。

男性であれば勃起不全薬です。効き過ぎて動悸(どうき)が激しくなるという話は普通に聞きます。やせ薬による健康被害ほど大きく取り上げられませんが、年齢によっては動悸にとどまらず心臓発作を引き起こし、(警察関係者から聞いた日本人の事例を含めて)死に至ることもあるようです。

合法な医薬品も正当な手順で入手を

無許可の医薬品は道端で売られています。売り子は取り締まりを受けてもすぐに逃げられるよう、折りたたみのテーブル1台で商っています。売るのも買うのも違法ですから、買い手もモタモタできません。何を買わされるか分からないのです。薬局であっても、本来必要とされる処方箋がなくても買えてしまう、という店があります。

病院の先生の話ですと、(やせ薬と同じく)正規品だから安心ということはありません。効くかどうか分からないからといって多めに服用するのは、もちろん危険です。その一方で、効き過ぎるのが心配で少なく飲むというもの危険だといいます。例えばピルカッターで錠剤を半分に割ったとします。錠剤はたいていコーティングが施されていますが、割った面は当然ながら中身がむき出しです。それをそのまま服用した場合、「胃の中で何分後に溶け始める」といったコーティングの効果が失われ、効能はより早く現れます。錠剤を半分に割ったから効くのも半分という単純計算は成り立たず、想定外の影響を及ぼす心配があるというのです。

合法の医薬品であっても、正当な手順を踏んだ入手が無難なようです。

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