虚構新聞(http://kyoko-np.net)について
虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。
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砂糖で作られた巨大な砂糖細工のパレードが街を巡る「ウドンターニー・ナムターン・フェスティバル」が25日、東北部のウドンターニー県で開かれた。
日本語で「砂糖」を意味するナムターンを冠したナムターン・フェスティバルは、今年が初めての開催。タイ有数のサトウキビ産地として知られるウドンターニー県の製糖業者らが、「タイ3大祭り」として知られる、スリン県の象祭り、スコータイ県のローイクラトン・フェスティバル、ウボンラーチャターニー県のキャンドル・フェスティバルに次ぐ「第4の祭り」を目指して企画した。
細かな細工を施した巨大な像や動物の蜜蝋彫刻がパレードを行うキャンドル・フェスティバルを参考に、巨大な砂糖細工を乗せた山車が街の大通りを練り歩く内容で、実行委員会では、今年1月から県内の職人を総動員して砂糖細工の製作を始め、今月上旬には高さ約8メートル、総延長約300メートルに及ぶ砂糖細工全50体を完成させた。
30度を超える厳しい暑さの中、25日午後2時から始まったパレードには、全国から3万人を超える見物客が訪れた。精巧な模様が施された巨大な砂糖細工が、賑やかな音楽とともに次々と現れると、観客の間から大きな歓声と拍手が沸き起こった。
しかし午後3時過ぎ、突然のスコールが発生。滝のような豪雨が会場を襲うと、パレードの砂糖細工は撤収する間もなく、みるみる溶けて流出。再開のめどが立たなくなったため、午後5時に中止が宣言された。
実行委員会会長を務めた製糖組合のソムチャイさんは「今月が雨季であることをうっかり忘れていた」と反省の弁を述べる。
翌26日、溶けた砂糖細工から流れ出た大量の砂糖水を吸った大通りには、全国から押し寄せた大量のアリによる大パレードがお目見えし、後の祭りを真っ黒に彩った。
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