ポム・プアン・チョーク
ผมเพื่อนโชค
「俺はチョークの友達だ」
タイ南部ナコンシータマラート県トゥンヤイ郡で行われた検問でのひと幕がネット上で一大騒動に発展。5月10日、郡警察が実施した検問の様子を映したクリップがFB上に流出。免許証の提示を求める警察官に対して頑なに拒むドライバー、「俺は裁判長のガイラットだぞ。警察署長チョーク(ディー)の友達だ」と。ちょっと食事に、と免許証を持たずに出掛けたガイラット氏がごねているというものだ。これが瞬く間にSNS上を駈け巡り「法律の番人であるはずの裁判官が法を犯すなんて!」と大炎上。さらには、チョークディー警察署長も自身のFBでガイラット氏を擁護する発言をしたため、炎上に拍車を掛ける。署長はその発言のみならず、アカウント自体を削除するハメに。ネット民は掲題の言葉のシールを作って販売するなど、楽しんでいる模様。
ピー・マイ・チャイ・コン・ティム
พี่ไม่ใช่คนติ๋ม
「俺は、へタレじゃない」
3月の総選挙で当選したタイ・シヴィライズド党党首のモンコンキット氏が5月16日、突如FBライブで演説をぶつ。「俺は高校・大学とヤンチャだった。毎日校内でケンカに明け暮れ、負けたことがなかった」と。これを受け、オン/オフラインで大炎上。高校の同級生は「彼は女の子とばかり遊んでいて、ケンカなんかしてなかった。ウソっぱち」。また、母校の大学からも「名誉毀損だ」と抗議を受ける。氏の妻でもある党広報担当によると「国会運営の布石としての言動」と釈明。ネット上では「バカなんじゃないの?」「意味不明」といった声であふれている。
#セーブ・ザ・トーイ
#savethetoys
「#ザ・トイズを救え」
若者に人気のタイ人男性歌手ザ・トイズの海外公演中に事件が起こった。5月18日、ミャンマーでのライブ中、酔っ払った男性客がチップ片手にステージに上り、ザ・トイズの肩を抱き無理やり酒を飲ませようとした。ザ・トイズはギターを投げ置き、ステージから降りてライブは中止となった。これに対してネット民は掲題のハッシュタグをつけて賛否両論を展開。「プロとして、あの態度はない」「アーティストなんだから、もっとリスペクトすべき」と。結局、本人が「びっくりしてどうしてよいかわからず、騒ぎが大きくなる前にステージを降りてしまった」と謝罪して一件落着。
2019年6月5日発行 ダコ503号に掲載