2022年で設立50周年を迎え、東南アジア最高水準の医療を提供する「バンコク病院」が日本人に向けた医療サービスを開始したのは1977年。日本の医学部を卒業したタイ人医師と日本人医師、日本人コーディネーター、日本語通訳らを筆頭にタイで最も歴史のある日本人向けサービス「ジャパン・メディカルサービス(JMS)」として、タイに住む私たち日本人の健康を支え続けています。
そんな「バンコク病院」には、どんな先生が所属しているのか?
一人ひとりご紹介していきます!
片頭痛をはじめとする脳神経内科のプロフェッショナル
ワチャラウット・シリアーチャーワタナー先生/Dr. Watcharawoot Siriacharwattana
担当:バンコク国際病院・脳神経科学センター・脳神経内科(Neuroscience Center at Bangkok International Hospital)
専門は脳神経内科
職務歴:30年以上
【診察時間】
下記にてご確認ください
https://www.bangkokhospital.com/en/doctor/dr-watcharawoot-siriacharwattana-2
- これまでのご経歴を教えてください
1988年にチェンマイ大学(タイ北部随一の規模を誇る国立大学)医学部卒業後、92年に国立神経学研究所で脳神経内科を専門に学びました。
- どのような症状で来院される方が多いのでしょうか
頭痛の症状で来院される患者様が多いですね。特に片頭痛が多いです。
- 頭痛に悩む方は多いと思いますが、受診の目安は
もともと頭痛持ちで、痛みの度合いや状態、頻度に変化があったときはご注意ください。例えば、突然の激しい痛みや、激しい痛みに高熱を伴うとき、頭痛に手足のだるさや口の歪み、舌の硬直、無気力、錯乱など神経症状を伴うときです。また、それまで頭痛の経験がなく、50才以上で初めて頭痛を感じた場合も、早急に医師の診断を受けましょう。頭痛は命の危険がある、重篤な疾患のサインとしてあらわれることもあるからです。
- 診断や治療はどのように行われますか
原因を正確に診断するため、CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)やMRI(Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴画像)で画像検査を行います。片頭痛の場合は、重症度に応じて内服や注射など薬物治療を行います。
- 予防法は
頭痛の誘発因子を特定し、除去することで予防が可能です。代表的な因子には夜更かし、不眠、早起き、遅起きなど睡眠やストレスに起因する「精神的因子」、温度や日差しの強さ、においなど環境に起因する「環境因子」、不規則な食事時間や特定の食品(チーズや化学調味料、ワイン)など食事に起因する「食事性因子」があります。頭痛の頻度を下げ快適な生活を送るために、適度な睡眠と運動、規則正しい生活で体調を整え、ストレスをためないよう心掛けましょう。
「定期検診による病気の早期発見や治療に関する相談も受け付けています」
当院の定期検診は日本の人間ドックに近く、幅広い項目で検査を行っており、企業のバックアップとして年間約1万人の方が定期検診に訪れています。病気の早期発見に繋がるため皆様には必ずお受けいただきたいですし、その他、些細なことでも気になる症状や体の変化などありましたら、お気軽にご相談ください。[/su_note]

バンコク病院JMS日本人専門クリニック
住所:2 Soi Phetchaburi 47 Yaek 10, Bang Kapi, Huai Khwang, Bangkok 10310(BTSトンロー駅から車で15分)
Tel:+66(0)2-310-3257(日本語・7:00〜17:00)/+66(0)2-310-3200(代表)
E-mail:jpn@bangkokhospital.com
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