バンコクの街角

【追記あり】バンコクに新登場した温泉施設「レッツ・リラックス」は信じられないほどの快適空間! これなら半日は過ごせそう!(ただしぬるめ)

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ダコ443号の台湾特集でも書きましたが、私、編集長Fは大の温泉好き。

日本に一時帰国した時は必ず温泉やスーパー銭湯、昔ながらの古い銭湯に入ることにしています。東京の定宿も温泉(といってもお湯が湧いているわけでない)付きのサウナだし、台湾旅行の際は必ず2つ3つ温泉に入ることに決めています。タイ国内でチェンマイが一番好きなのも、温泉テーマパークみたいな公園があるからです。

そんな僕が、「トンローに日本式の温泉がオープンした!」と聞いたら、それは行かないわけにはいかないでしょう!

 

というわけで、オープン直後の土曜日、11月19日の21時頃に行ってみました。

 

「レッツ・リラックス」は、バンコクを中心にタイ全国に展開するスパ&マッサージ店。設備は高級感があるのに値段はなかなかお手頃なので、頻繁に通っても懐にあまりダメージが来ないということで、タイ人にも在住外国人にも愛されているお店です。バンコクだけでも10店舗を展開しています。

 

温泉を備えているのは、11月15日に新規オープンしたトンロー店。トンロー・ソイ8と10の間に開業したホテル「グランデ・センターポイント・トンロー」の5階にあります。

 

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入店したら、まずは左手にある受付へ。ここで、どのメニューを選択するか選びます。

もとがスパ&マッサージ店なので、入浴とマッサージや各種トリートメントを組み合わせたコースもありますし、入浴せずにマッサージだけ受けることもできます。

 

入浴料は大人650B(12歳未満の子供やタトゥーの入った人はお断り)ちなみに、入浴+マッサージ(60分)だと1100Bでした。つまり450Bで1時間マッサージなのですが、これ、プロムポンやトンローだと、少し高級目なマッサージ店の標準価格なんですよね。高級感ある最新店舗、しかも高級ホテル内、と考えると、かなりお得な値段設定だと思います。

(11月24日追記:その後、ルールを改定してタトゥーOKになったそうです。また、日本の温泉と同じく、高血圧の方、高い熱のある方、心臓・脳・腎臓病の方、ガンの方、生理中の方、妊娠中または妊娠の可能性のある方、泥酔中の方、整形手術やボトックスを受けた方、皮膚病の方はお断りとのこと)

 

ちなみに、既存の温泉施設である「湯の森温泉」(スクムビット通りソイ26)入浴料が大人450B、入浴+マッサージ(60分)だと790Bとなっています。似たようなコンセプトの温泉施設で入浴料が200B違うわけですが、それだけ払う価値はあるのでしょうか? いやあるんです!(その理由は後述)

 

というわけで、650B払って入ってみました。

まず受付でお金を払うと、ICチップ内蔵のリストバンド(番号入り)を渡されます。このリストバンド、施設にいる間は絶対に外さないようにしましょう。

次に、隣に行ってこの番号を見せて靴を預けます。

 

さらに奥にあるカウンターで、バスタオルとタオル、甚平(各種サイズあり)を受け取ります。受け取りの際にICチップでピッと認証します。入浴セットはこんなトートバッグ入り。

 

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そして入り口へ。この、男女に分かれたのれんが温泉気分を盛り上げますね。

 

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中に入ったら、まずは自分のリストバンドの番号と同じロッカーへ。ICチップを当てて鍵を開ける方式です。ロッカーのトビラはオートロック方式、つまりトビラが閉まると鍵が自動的にかかるので、着替えの最中にうっかりリストバンドを外して中に入れたままトビラを閉めちゃうと、裸のままで係員を呼ばないといけなくなったりします(近くに係員がいる)ので、注意が必要です。

 

※質問が来たので追記:日本の銭湯や温泉と同じように裸で入ります。水着を着たりはしません。

浴場に持ち込めるのは、基本的にリストバンドと小さいタオルのみになります。

(ちなみにタイ人客はその小さいタオルで股間をガッチリガードしていました。さらに、水の中=股間が見えないシルク風呂とマッサージ風呂が人気のようです)

 

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お風呂の方は当然ながら撮影禁止なので、公式サイトの写真を転載します。

館内は写真を見てもわかるとおり、かなり高い天井で広々としています。木や竹をふんだんに使った内装はまさに日本!

肝心のお風呂はというと、

1.高温泉・下呂の湯(下呂温泉と同じ成分の湯)

2.シルク風呂

3.水風呂

4.マッサージ風呂

5.炭酸風呂

が揃っています。温泉と呼べるのはたぶん1のみかな?

これに加えて、ミスト・サウナストーン・サウナがあります。

 

僕が行った時は、オープンしたばかりでまだ知名度が低いからか、お客さんが同時に3、4いる程度。ほんの数分ですが、僕一人で完全に貸切状態になりました。この、広々空間を一人で使える贅沢! これはいいですね~。

 

ただし! お風呂に関して残念なことがあります。それは……どのお風呂もサウナも温度が低い!こと。

 

高温泉・下呂の湯はかろうじて40~42℃に保たれているのですが、それ以外のシルク風呂、マッサージ風呂、炭酸風呂については37~39℃というぬるさ。おそらくタイ人の好みに合わせた温度設定なんでしょうが、日本の温泉に慣れている日本人が行くと、物足りないかもしれません。サウナの方も温度チェックはしませんでしたが、やはり低め設定です。

 

僕もやはり温泉好きとしては、当初、この温度の低さが非常に不満でした。下呂の湯以外に入る時は「ぬるいな~」と思っていたのですが、入っているうちになんだかいい感じに。

 

なにせ、どれだけ入っていてものぼせない! 私、温泉は好きなものの、すぐにのぼせてしまうタイプなので、長時間楽しもうと思うと、かなり長めのインターバルを置かないといけないのです。温泉にいる時間の半分以上は外で体を冷ましていたりします。

ここではインターバルがほとんど必要なく、より長く温泉やサウナを楽しめます。これは意外にいいかもしれません。

 

そして、下呂の湯→サウナ→水風呂→下呂の湯という循環を繰り返すうちに、やって来ました、例の温泉ハイ!

熱いのと冷たいのを繰り返すうちに気持ちよさ成分が全身を駆け巡る例のアレです。

気が付いたら、それだけで軽く1時間半ほど経っていました。いつもは40分くらいで上がる自分的にはかなりうれしいです。

 

そして、ここのいい所は、お風呂上がりにも楽しみが多いこと!

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まず、どっさりと汗をかける岩盤浴! これが付いてくるだけで湯の森温泉との差額200B分の価値はありますね。

さらに、岩盤浴や温泉でかいた汗をすっと引かせてくれるクールルーム!(室温約11℃)

温泉の後もどこかにお出かけする、人と会うから汗だくはイヤ、といった時にうれしいですね。

 

加えて、畳の上で寝っ転がれるリラックス・ルームもあります。お風呂上がりに畳の上でゴロ~ンですよ! もう最高じゃないですか!

 

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ロビーに併設されたスナック・バーで水分補給というのもいいですね。フード類も充実してました。

 

結局この日は午後9時過ぎに入って、閉店直前の午後11時50分頃まで滞在してしまいました。

次回はマッサージとのコンボで極楽気分をさらにアップさせたいと思います。

 

 Let's Relax Onsen & Spa

場所:5th Fl., Grande Centre Point Sukhumvit 55, 300 Soi 55, Sukhumvit Rd.
時間:10時~24時 無休

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Web:www.letsrelaxspa.com
料金:温泉650B

Googleマップで表示するにはこちらをクリック

 

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