私こと編集長Fにとって一年で一番の大仕事といえば、なんといっても弊社制作・メディアポルタ発行のガイドブック『歩くバンコク』。掲載店舗を一から選び直したり、テキストを一から書き直したり、地図に至っては道の一本一本を歩いて情報を更新したり。80ページという薄さですが、この中にはダコ編集部と在住者の皆さんの知恵と労力がギュッと詰まっています。ちなみに、今年はこの本の制作期間だけ、白髪の生えるスピードが普段の5倍以上になりました(実話)。
そんな心血を注いで作った渾身のガイドブック『歩くバンコク2016-2017』が今週、ついに出荷開始となりました。バンコクの日本語書店では、早いところでは7月22日から並び始めているようです。日本では7月25日が発売日となっています。バンコク版はこんな風に1冊1冊ビニール袋に入れて、傷が付いたり折れたりしないよう、丁寧に出荷しています。
ちなみに、印刷の時間がかからないKindle版はすでにAmazonで販売中です。
今年の特徴はこんな感じです。
・口コミ強化!
『歩くバンコク』では、掲載店舗を決める前に在住者の皆さんにアンケートを行っておすすめの店を教えてもらうのですが、今年は例年よりも参加者&口コミの件数を増やし、元となる情報を充実させました。お店の紹介文にも実際に寄せられたコメントを使っています。
・掲載店舗72.6%入れ替え!
売る方の希望としては「できれば毎年買っていただきたい!」
そして、実際に「出たら毎年買ってます」というありがたい読者も多いのが『歩くバンコク』の特徴です。
そこで、毎年買っても損しない誌面づくりをするため、毎年7割以上のお店を入れ替えているわけですが、
今年は72.6%のお店を入れ替えました。バンコクの流行にのった最新店や、最近見つけた隠れた名店もできるだけ載せるようにしています。去年は76.4%入れ替えで、今年は若干入れ替え率が下がっているのですが、これは在住者に「屋台の名店は去年と同じでもいいからできるだけ載せてほしい」といわれたため。昨年の屋台特集の店を引き続き載せていたりします。
読者の声を反映しながら作る、読者に近い目線のガイドブックを目指しています。
・巻頭特集はナイトマーケット!
今回の巻頭特集では、バンコクの近郊にここ4、5年ほどで一気に増えてきたナイトマーケットを紹介。
ナイトマーケットごとに外国人が多い、タイの若者が多いなど客層が違ったり、飲食系が充実している、生演奏の店が多いなど、それぞれ違った特徴があるので、これを機会に行き比べてみてはいかがでしょう。
そのほか、例年変わらずいろんな方に言われるのが「トイレ情報が助かる!」ということ。各駅の地図の下に、そのエリアで使いやすいトイレの場所の情報(これも毎年少しずつアップデートしています)があったり、地図の中に「使いやすいトイレ」を示すアイコンなどを入れて、もしもの時に役立つようにしています。海外旅行、まして香辛料の強いタイだとお腹を下すことも多いですからね。
そんな『歩くバンコク2016-2017』ですが、バンコクの主要日系書店で280Bにて発売中です。
日本では主要各書店やAmazon、楽天ブックスなどのネット通販サイトにて7月25日に発売予定。
ぜひ買ってください!(F)