ドライブでゆく! ドーク・グラジアオの咲く美しい自然の中へ
今回は8月下旬に届いた読者からのレポートを紹介します。バンコクから北へ約300km、タイ東北部に属するチャイヤプーム県に7月~8月の間だけ咲く「ドーク・グラジアオ(ดอกกระเจียว)」。タイ国内でもここにだけ群生していると聞き行ってきた旅の便りです。花がない時期は自然を満喫できるハイキングスポットとして。ドーク・グラジアオ観賞が目的の場合は、来年の旅行先としてぜひ憶えておいてください。
サイトーン国立公園の高台撮影は手に汗握る
【旅して書く係】 Kazuma Taniguchi:旅先では地元の人との会話が楽しみ
魅惑の花を求めて
休日の朝、友人と待ち合わせて出発。バンコクの喧騒から離れる解放感を味わいながらのドライブは疲労を感じさせない。2時間も車を走らせれば山々が視界に入り、後はそれらに近づいていくだけだ。
目指すは花祭り会場となっているパー・ヒンガーム国立公園。ここはタイ東北部だが、北部のペッチャブーン県とも隣接し、景色も典型的な東北イサーン地方のそれとは違う。花祭りの幟旗(のぼりばた)を目印に進むと気付けばすでに山の中。空気が涼しく心地いい。
国立公園内専用のバス
公園到着後は、専用の観光案内バスに乗り換えてドーク・グラジアオの咲く高地へと連れて行ってもらう。森の中で深呼吸する。空気がおいしい。幻想的な霧の中、誘われるように進む遊歩道の先に見えてきたは無数のドーク・グラジアオのパノラマだった。
霧の中に咲く姿は幻想的だ
森林散策で心身リフレッシュ
ドーク・グラジアオは英名をサイアム・チューリップというらしい。なるほど葉が根本から伸びている点、しなやかに伸びた茎の上に誇らしげに花をつける点などチューリップに似ている。だがその花自体はどこかランやヒヤシンスのような、不思議な魅力をもつ花である。
和名はクルクマ草。ショウガ科なのだと聞いてレッドジンジャーに似た花の姿に納得した。花に誘われるまま歩は進み、心地よい疲れに包まれて心身ともにリフレッシュされる。
FIFAトロフィーそっくりな奇岩が登場
途中、奇岩と出くわしながら記念写真を撮るのも良いだろう。時間に縛られず心行くまで自然の中に身を置く贅沢な時間だ。
花を楽しんだら明るいうちに宿へチェックイン。リゾートの敷地内でゆっくりくつろぎながら食事。一緒に行った友達との会話も自然に弾む。
気付けばみんな笑顔に
変わった色のドーク・クラジアオに出会えることも
2日目は、さらに40Kmほど北にあるサイトーン国立公園へ足を延ばしてみるのも良い。ここでは白いドーク・グラジアオがまた違う表情を見せてくれる。高台の崖から臨む息をのむほどの絶景も見ものだ。
西へ抜けて国道へ戻り、ひたすらバンコクへ南下する帰り道、休暇を終えてバンコクに戻るタイ人の姿もちらほら見える。バンコクの雑踏の中で働きながら常ににこやかで魅力的なタイ人がいたら、きっとこんな週末旅行に出かけてリフレッシュしている人たちかもしれない。
宿の広大な敷地内に少しだけ舗装されていない道路があるが、それ以外の道路は、舗装されており一般セダン車でも楽々旅行できる。カップル、家族、仲良し同士での一泊旅行におすすめだ。
おすすめタイムテーブル
【1日目】
08:00 バンコク出発
13:00 道中のランチ後パー・ヒンガーム国立公園着、ドーク・グラジアオを見ながら森林散策
16:00 ホテルでチェックインしてひと休み
18:00 ホテルにて夕食
22:00 就寝
【2日目】
06:00 ホテルにて朝食
07:00 早めにチェックアウト、一路サイトーン国立公園へ
08:30 サイトーン国立公園散策
12:00 バンコクへ向け出発
18:00 途中昼食、お土産探しなどしつつバンコク着
注意点
【1】花の季節はピークシーズンとなり宿が満室となりやすく、早めの予約要。
【2】宿は食事(朝・夕)込みだがドリンクが限られる。自分でワイン等を持参するとリッチな旅になるかも。
【3】外国人はまだほとんどいないためタイ語が必要。
行き方
【1】ウィパワディー・ランシット通りを北上しサラブリー方面へ
【2】チャイバダン(Chai Badan)行きの案内に従い国道205線を北上
【3】県道2354線に入り国立公園の案内に従う
見どころ
パー・ヒンガーム国立公園
場所 Ban Rai, Thep Sathit, Chaiyaphum 36230
Google Map: 15.632383, 101.394383
電話 0-4489-0105
料金 100B
サイトーン国立公園
場所 Wang Ta Ke, Nong Bua Rawe, Chaiyaphum 36230
Google Map:15.870568, 101.515380
時間 6時~18時 無休
電話 0-4473-8428
料金 200B
※詳細はタイ国立公園のホームページにて
HP www.dnp.go.th/index_eng.asp
食事どころ
ラーン・ルン・ヌアット
場所 Baan Supmee, Watabaek, Thep Sathit, Chaiyaphum 36230
Google Map: 15.43072, 101.43488
時間 8時半~19時
電話 08-0158-0288
料金 一皿100B(写真上)~
※ 国立公園が近づく県道2354沿に多数ローカルレストラン有
宿泊
バーン・ライ・テープ・クライワン
場所 142 MooBaan Theapuaichai, Ban Rai, Thep Sathit, Chaiyaphum 36230
Google Map:15.545542, 101.411705
電話 08-1941-2516
料金 バーン・マンゴー2800B(1泊、夕朝食付)
HP www.baanraithepkraiwan.com
評価
【サバイバル度】★★★★★
【ローカル度】★★★★★









