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【虚構新聞バンコク版】痛トゥクトゥク、 バンコクに続々 vol.004

バンコクにもオタク文化は浸透している。日本の人気アニメ『黒執事』のコスプレイヤー

 

最近、アニメやゲームの美少女キャラクターが車体に描かれたトゥクトゥクを見かけたことはないだろうか。「痛トゥクトゥク」と呼ばれる三輪タクシーが現在バンコク都内で増加中だ。

 

痛トゥクトゥクの発祥は、日本で「痛車(いたしゃ)」と呼ばれている乗用車。痛車は「オタク」のドライバーが美少女キャラクターのステッカーを大胆に貼り付けた車で、十数年前、初めて東京・秋葉原に登場した頃、「痛い車」として好奇の対象で見られていたことからその名がついた。だが、今や日本全国いたるところで目にすることができるほど痛車は浸透している。

 

バンコクに登場した痛トゥクトゥクも痛車と同様、車体に人気アニメのステッカーを貼っている。記者はタイのアニメ『ラ・フローラ』のティワ・プピチャヤのステッカーでデコレーションした痛トゥクトゥクの青年ドライバー(21)に話を聞いた。

 

――痛トゥクトゥクを始めたきっかけは。

 インターネットで日本の「痛車」を見て、かっこいいなあ、と。

――周りの目は気になりませんか。

 意外と評判いいよ。日本の観光客からの評判も上々。もっと増えていくんじゃないかな。

 

バンコクにも浸透しつつある痛トゥクトゥク。中には日本の漫画が人気と聞いて「鳥獣戯画」に登場するカエル和尚のステッカーを貼り付けている少し勘違いした高齢ドライバーもいるが、これもまた日本文化のひとつとして見るとほほえましいものだ。

 

 

Kyoko Shimbun(虚構新聞:http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した、虚実の狭間を行き交う可能性世界の出来事を報道するニュースサイト。「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載します。内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。本誌に掲載された記事により、損害や賠償が発生したとしても、著者ならびに編集部では一切の責任は負いません。

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