虚構新聞バンコク版

【虚構新聞バンコク版】水不足配慮 エア・ソンクラーンで vol.036

DSC_7287

水がある年のソンクラーン

 

水掛け祭りとして知られるタイの旧正月・ソンクラーンについて、ソンクラーン実行委員会は3月28日、今年は水を使わないエア方式で行うと発表した。昨年から続く水不足に配慮したかたちだ。

例年プラナコン区カオサン通りなどを中心に、若者たちが無差別に水を浴びせ回るソンクラーンだが、現在「数十年に一度」と言われる規模の干ばつに見舞われていることから、水の無駄遣いを懸念する声が上がっていた。

実行委員会ではこのような現状に配慮し、今年のソンクラーンをエア方式で行うと決定。水を使わず旧正月を祝うとした。期間中は水が補給できないよう、屋外の水道を自主的に止める。

祭りの参加者には、空の水鉄砲やバケツを持って通行人に水を浴びせるポーズだけ取るよう求めるほか、参加象にも鼻息だけ吹きかけるよう求める。また、通行人にも悲鳴を上げるなど冷水を浴びたかのようなリアクションを取るよう協力を呼びかけた。

今回の発表に、盛大な水撒きを期待していた参加者からは「気持ちに水を差された」「寝耳に水」など驚きや落胆の声が聞かれたが、その一方で「寝耳の水すらもったいない現状。仕方ない」と理解を示す意見も見られた。

エア方式を採用した理由について、ライナーム委員長は「油やハチミツといった水以外の液体に置き換える案も挙がったが、どう考えても地獄絵図にしかならないのでやめた」と説明する。

水を打たない新方式エア・ソンクラーン。この初の試みで都内が水を打ったように静まり返るかどうかにも注目が集まりそうだ。

 


Kyoko Shimbun(虚構新聞:http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した、虚実の狭間を行き交う可能性世界の出来事を報道するニュースサイト。「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載。当「バンコク版」においても内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。本誌に掲載された記事により、損害や賠償が発生したとしても、著者ならびに編集部では一切の責任は負いません。

 新着記事を読む 

関連記事

  1. 【虚構新聞バンコク版】「パンツは白のみ」タイ警察、勤務規則をさら…
  2. 【虚構新聞バンコク版第70報】 防水性能表す新単位「ソンクラーン…
  3. 【虚構新聞バンコク版】雨神・プラピルーン氏、来年の活動休止を発表…
  4. 【虚構新聞バンコク版】TRY! JAPAN広報大使に日本人疑惑の…
  5. DSC_2870 【虚構新聞バンコク版】酷暑影響 冷やしすぎ料理が人気 vol.…
  6. 【虚構新聞バンコク版】ワット・ポーの涅槃仏が寝返り vol.00…

オススメ記事

  1. Odashi hakkei Oden 「おだし八景」のおでんが美味しい理由。バンコクで本格和食に舌鼓。
  2. 【ゴッドハンド先生の治療院】「てしまSEITAI」と「てしまクリニック」がプロムポンにて統合! 駅近で、保険診療にも対応してくれる【てしまクリニック】
  3. 駐妻・さっちぃが“新しい笑顔”に出会ったぁ~!矯正後のイメージをシミュレーションする「インビザライン・スマイル・ビュー」【デンタルワイズクリニック】
  4. 【スタートアップ企業にもおすすめ】コワーキングスペースとレジデンスが一体化!究極の “職住近接”を提供する「LIVE WORK ASIA」
  5. アジアを感じるスパニッシュ×メキシカン「COCO LIMA BKK」

最新のTHB-JPY

PAGE TOP