虚構新聞(http://kyoko-np.net)について
虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載する嘘ニュースサイト。当「バンコク版」でも内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。これは創作により書かれており、本当のことではありません。
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世界サンタクロース協会(WSA)は1日、全世界における今年のクリスマスプレゼント配送状況を発表した。欧米諸国では「概ね予定通り」としたが、タイについては遅延する可能性が高いことを明らかにした。配送手段の変更が主な理由で、遅い地域では来年夏までずれ込む可能性もあるという。
地球規模での急激な人口増加によって、近年そりを引く配達の足として欠かせないトナカイが慢性的に不足する状況が続いていることから、WSAではこれまでの慣習を破り、今年からトナカイ以外の動物を使うことを容認。現地に生息する動物を代替活用して迅速な配送を優先する方針に切り替えた。トナカイの代わりにチーターを採用したアフリカ中部では、既にプレゼントの配送を終えている国もあるという。
東南アジア地域では、隣国カンボジアで野牛の一種「コープレイ」を採用。他の東南アジア諸国でも予定通り25日未明までに配送を終える予定だが、タイについては「遅延する可能性が高い」と発表した。
遅延の理由について、WSA担当者は「ゾウを採用してしまったため」と説明する。特にゾウの歩行が条例で禁止されているバンコクでは、配達完了のめどが全く立っておらず、最も遅い地域では2020年夏ごろにクリスマスプレゼントが届く可能性があるという。
タイではクリスマスムードが高まっている一方、文化の違いでサンタクロースの認知度は他国に比べて低い。100年以上タイでプレゼント配達に従事するサンタクロースの男性(186)は「トナカイに乗って配達しているときでさえ不審者と見られて職務質問が絶えなかった。ゾウに乗り換えて『赤い服を着てゾウに乗った老人』として通報されれば、警官を説得できる自信がない」と不安をのぞかせる。
WSAでは近年、東南アジアでの広報活動に力を入れてきたが、今回の配達遅延はタイでの活動に水を指す大きなスコールとなりそうだ。
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