コラートの日本人憩いのスポット。出張ついでのプレイはいかが?
ゴルフ好き同士がバトンを渡しながら自分の愛するコースを紹介していくリレーコラムの第45回。今回は、東北タイ、ナコンラーチャシーマー県の日本人が集うコースを、在住ゴルファー金沢さんが紹介してくれます。
今号のゴルファー:金沢英幸
タイ駐在3年目。来タイ時は120近く叩いていたが、この1年でかなり上達。80~90を彷徨っている。早く80切りを!
打ちっ放し感覚でGO!
今回ご紹介させて頂くのは、ナコンラーチャシーマー県(以下、コラート)にあるコラート・カントリークラブ、通称「コラカン」です。バンコクからだと車で約3時間かかりますので、マトモな感覚では日帰りでゴルフをしに来る場所ではありません(笑)。
日本人が少ないコラートでは、日本食屋、カラオケ(ともに市内に数件)以外で日本人が集まるのはここだけです。約2年間、コラートに滞在していますが、予約なしでも問題なく(もちろん週末も)、打ちっ放し感覚で行けるよいゴルフ場です。朝起きて空を眺めて、雨が降りそうでなければGO! です。
週末でも1人打ちが可能です。後ろの組が来るまでは、普段できないグリーン周りのアプローチをたっぷり練習することも。また、10時以降だと、タイ人や欧米人が1~4人でやってきますので、ジョインして一緒にプレーするのも楽しいですよ。
日本のコースを思い出す
バンコク周辺のゴルフ場と違い、洗練されている感じはまったくありませんが、それはそれ。値段が値段ですので(笑)。カオヤイやコラートにはゴルフ場が多くありますが、気軽さでいくとここがナンバー1でしょう。
コースはとにかく狭く、山間部のためサイドの木は深く(ジブリの森のよう)、打ち込むとロスト、もしくは脱出するための犠牲を伴うことに。全体的に平坦ですが、両サイドの狭さが日本のコースのような印象を持ちます。
ジブリの森と池、バンカーなどのハザードが巧みに配置されており、多くの方が苦戦します。浮島グリーンで、曲げ・ダフリ・トップはすべて池ポチャというプレッシャーのショート、3番ホール(パー3)や、白ティーからでも580ヤードという気の遠くなるロングの16番ホール(パー5)などがあり、なかなか楽しませてくれます。
帰り道にはステーキも!
レストランには日本料理もありますが、シャワーの後は、市内に戻って日本食屋さんに直行というのが定番コースとなっています(皆さんほぼコラート在住ですから)。バンコク方面に帰られる方には、空腹をグッと我慢して途中のチョークチャイ牧場でステーキを食べるという選択肢もお勧めです。
コラートに仕事で来られることがあれば、ぜひゴルフバッグ持参&泊まりで来てください。ついでにゴルフも行っとく? と、そんな感じで行けてしまう「コラカン」。これはこれで、魅力的だと思いませんか?
Korat Country Club Golf & Resort
622 Moo 12, Mittraphap Pak Thongchai Rd., Pak Thongchai, Nakhorn Ratchasima
0-4424-9060、08-8335-4140
www.koratcountryclub.com
ビジター:平日800B、土日祝1200B キャディ250B/18ホール
※クラブタイランドまたはVISAカード提示で計1270B(平日930B)に
ひとことまとめデータ
コースの面白さ ★★★★☆
料金 ★★★★★
施設 ★★★☆☆
ココ注意!:オカマちゃんや男性キャディに当たることもあり