ワンデートリップ

「サイアム・ミュージアム」【14回】

バンコクの日常からほんのひとときエスケープできるスポットへ。見どころひとつ、昼食スポットひとつが基本コース。今回は子どもと一緒にバスで行けるタイの歴史博物館へ! 子連れも安心、ちょい旅気分で。

旅して書く係 さめちゃん  夫と6歳の娘と4歳の息子と暮らす。子供とバックパックしょって旅するのが夢。

エンターテイメントとお勉強、エデュテイメントパークへ

去年開館したばかりの新しい博物館Museum of Siam。タイにいながら、タイの歴史を知る機会も少ない…… でも、タイ語の壁は果てしなく厚い…そんな私にもうってつけのミュージアム。今回は2家族・大人3人、3歳・4歳・6歳の子どもの6人組でGO! 場所はワット・ポーの隣。現代の日本人町スクムビットから48番バスに乗り、終点まで乗れば到着。黄色のバスはエアコン付き、安全運転が身上の新しいバスで、悪名高きバンコクのバスの汚名返上を狙っているとか。

エンポリアム隣のベンチャシリ公園前から乗車し、車掌に「ピピタパン・サヤーム」と告げると、パラゴン周辺のセンターに行くと思った様子。いやいや、「サヤーム」じゃなくてぇ~とやり取りすること1分。行先は「ワット・ポー」と言った方が間違いないかも。大人16B、子ども10B。

見慣れた通りも一味違う子どもたち、ウキウキ見下ろす

スクムビットからセンターを通り過ぎ、運河を渡り、旧きよき風情の残る王宮周辺まで、すいすいと順調に。さすがに土曜の午前はすいていて渋滞知らず。普段見慣れた街並みも、バスの高い視点から見下ろしながら通って行くと、なんだか見知らぬ場所に旅している気分で楽しい。ベンジャシリ公園から終点ワット・ポーまで40分。

ミュージアムは旧商務省の歴史的な建物を改装してつくられたもの。門をくぐると広がる緑の美しい芝生に、子どもたちが駆け出していく。モータサイや野良犬に気を配りつつ、いつも子どもたちを制止している母親としては、自由に駆けていく子どもの後ろ姿を安心して見ていられるのがうれしい。

中庭にはカフェもあり、まずはそこで喉をうるおしてから館内をゆっくり見ることにする。入館料は大人100B。外国人料金300Bとあるけれど、パスポートか運転免許証の提示で在住者であることを示そう。楽しみながら学ぶ。

タイとは、タイ人とは

導入の映像コーナーから展示室へ。映像、触れる体験展示、模型、PCタッチパネルなど、展示装置は最新のものを導入。子どもにも親しみやすく、楽しめる仕掛けが随所にあって飽きさせない。解説パネルは徹底した英・タイ完全2カ国語表記。タイ語の読めない外国人にも理解できてありがたい。

展示内容はある意味とてもオーソドックス。旧石器時代からスタートし、様々な民族が往来し、交易が栄えた時代、文化の基礎となる仏教と稲作、そして西洋列強の影響を受けつつ近代・現代へ…… 貴重な展示品を置かないかわりに、歴史の流れを通して理解できるよう工夫された「学ぶためのミュージアム」だ。行ったのが土曜日だったにもかかわらず、タイの小学生が団体で来ていたのもわかる気がした。

展示内容を理解するのはまだ無理なわが子たちも、交易をテーマにしたゲームに興じたり、アメリカに影響を受けた戦後の街の様子を再現したコーナーで展示物の車に乗って遊んでみたり、出口付近で行われていた伝統的な絹織物を紹介する企画展示では機織りに挑戦したりと、子供なりに精力的にミュージアムを楽しんだ様子。結局、約1時間半たっぷり遊んで、親子ともども有意義な時間を過ごした。おなかが減らなければ、敷地内の庭でもうちょっと遊んでいたかもしれないなぁ。

大人の散策に川沿いの路地

ミュージアムの裏手、歩いて子どもの足でも10分しないところにあったCoconut Palm Restaurantでお昼ご飯。場所柄外国人のお客も多いだろうけれど、客層はタイ人7割、外国人3割といったところか。ミュージアムとチャオプラヤー川の間には、小さな本屋や川沿いのカフェ、雰囲気のあるプチホテルなど、ちょっと気になるお店がありそうな感じ。今度は大人の散策に来てみたくなった。

帰りも48番バスで。

午後は渋滞して、エンポリアム前まで1時間10分ほど。遊び疲れた子どもがちょこっと昼寝するにはちょうどいい時間。特別ではないけれど、親子で、友達同士でいい休日が過ごせた。

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