部屋がそのままプールサイド
国道4号線のトンネルを抜けるとそこはもうフアヒン。
年中行事というわけでもないけれど、なぜか毎年やってくる。でも、このトンネルの上が、実はフアヒン空港の滑走路だと知ったのは今回が初めて。
ジェラート片手に街を歩き、シーフードレストランで食事を取り、ナイトマーケットをぶらぶら歩く。帰りにオールインフアヒンで自家製ハムのお土産。そんな定番コースもいいけれど、違ったことをしたいな、と奥さんと話していたら、いつもよりワンランク上の宿を見つけてきた。今回のテーマは「ひたすらホテルでだらだらするフアヒン」だ。
車でペットカセム通りから一本海寄りに入ったネープケハート通りの左側。開放感のあるロビーを通り抜け、親密な雰囲気をかもし出すスタッフの対応が、ローカルの魅力に目を奪われて、今まで忘れていた、フアヒンはリゾートなんだって思い出させてくれる。白を基調とした清潔感あふれる部屋の窓を開けたら、プールまではなんと一またぎ。ベランダにもソファーベッドがあるので、部屋がそのままプールサイドだ。プールで泳ぎ、ソファーでうとうとし、と休日の昼下がりを満喫する。
潮騒をBGMにホテルでのディナーに舌鼓を打つ。昨年改装して取り入れたソファーベッドにもたれながら久々に奥さんと一緒に飲むお酒。
プールと海で存分に泳いだせいか、いつもより少し酒の回りが早い。ここはナイトマーケットまで歩いていける距離。ひとつくらいはいいよね、と酔い覚ましの散歩に出かけることに。ワインを少々聞こし召し(過ぎ?)た奥さんの足取りも軽い。
ホテルでのんびり過ごす時間もいいけれど、貧乏性の僕たちは今日一日で十分満ち足りた。明日はお決まりのオールインフアヒンに寄って帰るんだろうなと考えるともなく、眠りに落ちる。
Putahracsa Hua Hin
住所 22/65 Naeb Kaehat Rd., Hua Hin, Prachuabkirikhan 77110
電話 0-3253-1470、日本語でのお問い合わせは08-7124-3737(原口:月~金)まで
HP www.putahracsa.com
料金 シルクサンドルーム3999B~(朝食付、税サ込:タイ在住者平日用料金)