タレー・ブア・デーン
紅い睡蓮の海
市内から南東へ約43km、クムパワーピー郡の中央に、紅い睡蓮の海(タレー・ブア・デーン)と名づけられた湖が広がっています。総面積約36k㎡の広大な湖では、 毎年12月から2月上旬にかけての早朝、水面が紅い蓮の花で埋め尽くされ 、その名の通り湖が紅く染まる幻想的な景色を見ることができます。 1~2月上旬の満開の時期にはボートで湖を周遊 することもできます。
Red Lotus Sea
場所:ウドンターニー県クムパワーピー郡
TAT 日本語サイト
【行き方】
飛行機:バンコクから国内線でウドンターニー空港まで約1時間。空港から車で約1時間。
長距離バス:北バスターミナルからクムパワーピー・バスターミナルまで約7時間。バスターミナルから車で約40分。
列車:国鉄フアラムポーン駅からクムパワーピー駅まで約8~10時間。駅から車で約40分
ワット・パー・ターク・スア
スカイウォークからラオスを一望
ノーンカーイ県の高台に位置する寺院。タイ語で、パー=崖、タクスア=洗濯を干す、の意味があり、かつて町まで托鉢に出かけた僧侶たちが山頂の寺院に戻るたびに汗だらけになり、洗濯をして袈裟を干していた光景からその名が付いたと言われています。2016年には ガラス張りのスカイウォーク が設置され、 メコン川の向こうにラオスを望める景色は絶景 です。スカイウォークは9:30〜16:30まで。
Wat Pa Tak Suea
場所:ノーンカーイ県サンコム郡
TAT 日本語サイト
【行き方】
飛行機:バンコクから国内線でウドンターニー空港まで約1時間。空港から車で約2時間。
長距離バス:北バスターミナルからノーンカーイ・バスターミナルまで約11時間。バスターミナルから車で約1時間半。
列車:国鉄フアラムポーン駅からノーンカーイ駅まで約12時間。駅から車で約1時間20分
モー・ヒン・カーオ
タイのストーンヘンジ
チャイヤプーム県の自然が作り上げた大地の奇観、タイのストーンヘンジとも言われる「モー・ヒン・カーオ」。 巨石の円周は大人20人分 とも言われます。その昔、半月と満月の仏日の夜に5つの巨石から白い光が出たと言われており、それが名前の由来(モー=丘、ヒン=岩、カーオ=白)となっています。
Mor Hin Khao
場所:チャイヤプーム県プーレーンカー国立公園
【行き方】
長距離バス:北バスターミナル(モーチット・マイ)からチャイヤプーム・バスターミナルまで約6時間。ターミナルから車で約1時間。
自家用車:バンコクから約5時間。
パー・ヒン・ンガーム国立公園
奇岩や野花を観賞できる
標高約200〜800mの山々が連なるパー・ヒン・ンガーム国立公園。公園事務所のすぐ西には 数百万年前の氷河や風雨の浸食でできた珍しい形の岩々 が広範囲に点在するラーン・ヒン・ンガームが、また、北へ約2km行くと断崖絶壁のパンフーイ山があります。山までの道のりには、 グラジアオ(タイ・チューリップ)が咲き誇る 野原が広がり、ベストシーズンとなる 6~8月はグラジアオ祭りも開催 されます。
Pa Hin Ngam National Park
場所:チャイヤプーム県テープサティット郡
TAT 日本語サイト
【行き方】
飛行機:バンコクから国内線でコーンケーン空港まで約1時間。空港から車で約3時間半。
長距離バス:北バスターミナル(モーチット・マイ)からテープサティット・バスターミナルまで約4時間半。ターミナルから車で約40分。
列車:国鉄フアラムポーン駅からブアヤイ駅まで約6~7時間。駅から車で約2時間半。
自家用車:バンコクから約4~5時間。
サーム・パン・ボーク
タイのグランド・キャニオン
タイのグランド・キャニオンとも呼ばれるサーム・パン・ボークは「3000個の穴」という意味です。 コーン川(メコン)の浸食により変形した雄大な河床の岩盤 は乾季にのみ現れ、浸食された穴の数々は、犬の頭や星、亀などに見えます。ディズニーでおなじみのミッキーマウスにそっくりな穴もあるのだとか。 クルーズもあり 、川沿いのラオスやタイの人々の日常生活を垣間見ることもできます。
Sam Phan Bok
場所:ウボンラーチャターニー県ポーサイ郡
TAT 日本語サイト
【行き方】
市内から約120km、車で約2時間半。
〇ウボンラーチャタニーまで
飛行機:バンコクから国内線でウボンラーチャターニー空港まで約1時間。
長距離バス:北バスターミナル(モーチット・マイ)からウボンラーチャターニー・バスターミナルまで約9時間。
列車:国鉄フアラムポーン駅からウボンラーチャターニー駅まで約8~11時間半
パー・モー・イー・デーン
絶壁に彫られたクメール式仏像
タイ東北部シーサケート県にある、 眼下にカンボジアの広大な平原と森林が広がる絶壁 。向かいの山頂に建つカオ・プラウィハーン遺跡を眺めることもでき、絶壁沿いの階段を降りていくと 11世紀中頃に彫られたという3体の仏像 が岩壁に刻まれているのを見ることができます。
Pha Mo I Daeng
場所:シーサケート県カンタララック郡カオ・プラウィハーン国立公園
TAT 日本語サイト
【行き方】
シーサケート市内より約2時間。チャーター車が便利。
〇シーサケートまで
長距離バス:北バスターミナル(モーチット・マイ)からシーサケート・バスターミナルまで約9時間半。
列車:国鉄フアラムポーン駅からシーサケート駅まで約10時間。
(協力:TATタイ国政府観光庁)
ダコ本誌の過去連載「死ぬまでに行って見たいタイの絶景」を再編集