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タイで子育てしていると、医療の違いに戸惑うことも。そこで、タイの病院で質問できないことを、日本にいる日本人医師に聞いたり、クリニックへの要望を直接伝える掲示板コラムです。
ママの声その7.事故などの緊急時、お医者さんにかかるまでの実際の流れを知りたい
サクラクロスクリニックの回答
緊急の状態で弊院にいらした場合は、受付(保険の確認など)を後回しに医師が対応します。必要に応じてバムルンラード病院、サミティヴェート病院、バンコク病院など適切な診療科目のある総合病院へお送りできます。当ビル1階からそれぞれの病院へ無料のシャトルバスがあります。
日本と比べて救急車が来るのがとても遅いタイでは、病院へ到着するまでの応急処置がとても大切です。2019年10月以降に子供への応急処置に関する無料講習会を予定しております。
バンコクで救急車を待つべきかなどの話から、切り傷や誤飲の応急処置、発熱時の注意点、AEDの子供への使用法など、タイならではの生活するうえで知って頂きたい内容を考えております。日程が決まりましたらDACOさんで告知させていただきます。ぜひご参加ください。
ママの声その8.CRP数値、アレルギーレベルなどタイと日本で基準が異なるものは何?
サクラクロスクリニックの回答
基準値とは「正常な人の95%が当てはまる値」のことです。タイと日本だけではなく、各国の医学会や医療機関により健康な人の数値を標準化したものを定めています。
その数値を定める際に、日本の医学会は日本人、タイの医学会はタイ人の考えている「健康」がベースになりますし、日本人とタイ人の生物学的な相違(遺伝、寿命、食生活など)もあることから数値にばらつきが生じるのかと思われます。
日本人の方へは日本の数値を意識して生活改善に繋げて頂いた方がよろしいと思います。数値はインターネットや日本で受診されたときの結果報告書、また、弊院の健康診断結果などを参考にされてください。
ママの声その9.インフルエンザの検査時間、待ち時間が長い病院があるが、実際は何分掛かるの?!
サクラクロスクリニックの回答
サクラクロスクリニックの検査時間は約8分です。検査の仕組みを簡単にお伝えいたしますと、綿棒のようなものを鼻奥へ入れて、検体(鼻腔内の粘膜)を採取します。その検体を試験薬に付けて反応を見ることでインフルエンザの罹患、その型までわかります。反応が出る検査時間は、試薬の製品によって異なります。
日本では8分の試薬が流通しており、早いことが当たり前になっているため、他国で検査を受けると特別長く感じられるかもしれません。当院では日本メーカーの試薬を使用しております。
すくすく編集部とは……
バンコク日本人会内にある未就学児の子育てママのグループ「すくすく会」の編集担当チーム。2カ月に1回、会員向けに「すくすくだより」を発行。ボランティアスタッフも募集中!
Sakura Cross Clinic -Emporium
電話でのお問い合わせ・相談(日本語) 0-2259-1817(8時~18時、タイ祝日休)
診療時間 9時~13時(受付は12時45分まで)、14時~18時(受付は17時45分まで) タイ祝日休
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場所 BTSプロムポン駅直結エンポリアムタワー18階
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(サクラクロスクリニック提供)