タイで子育てしていると、医療の違いに戸惑うことも。そこで、タイの病院で質問できないことを、日本にいる日本人医師に聞いたり、クリニックへの要望を直接伝える掲示板コラムです。
ママの声その11.
巷で騒がれているPM2.5、子供への影響が心配です。どの程度危険なのでしょうか。
サクラクロスクリニックの回答
PM2.5は特に子供は影響を受けやすいといわれており、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させます。PM2.5は国によって環境基準の値が異なり、タイは日本より基準がゆるいため、実際の濃度も日常的に高い傾向があるので注意が必要です。
国別環境基準<1日あたり平均のPM2.5濃度>
米国 35 μg/㎥
日本 35 μg/㎥
タイ 50 μg/㎥
中国 75 μg/㎥
2019年10月7日タイ時間8時時点でのPM2.5濃度は、バンコク平均76μg/㎥、東京都港区平均10μg/㎥。バンコクでは200μg/㎥を超える日もありますので、PM2.5を防ぐことができるマスクを日常的に着用する事が必要です。
サクラクロスクリニックからのお知らせ
子供の応急処置講習会
日常生活の中で、「子供がケガをした!」「海でおぼれた!」「コンセントで遊んでいて感電した」などの事故があったとき、慌てずに応急処置ができるかどうかでその後の回復に関わってきます。まずは「知る」ことから。日本人医師が丁寧に説明いたします。

平日は公務員医師としてタイの公的病院で勤務をしています。土曜日と日曜日はご縁がありサクラクロスクリニックで内科と人間ドックの診察をはじめました。日本を離れタイで生活をされている駐在員とそのご家族が安心して暮らせるサポートをしていきます。
場所:サクラクロスクリニック
日時:12月5日(木)
①10時~11時 ②11時15分~12時15分 ③13時~14時
定員:各10家族(各回先着順)
費用:無料
講師:大垣 り子医師
予約方法:参加希望の方は、「お名前・参加人数・参加希望時間・ご連絡先電話番号」を明記の上、以下のすくすく会のホームページから、もしくはサクラクロスクリニックへご連絡ください。
すくすくママからひとこと!何かあった時に救急車がなかなか来ないバンコクで、日本人の先生から講習を受けられる機会は貴重だと思います!
すくすく編集部とは……
バンコク日本人会内にある未就学児の子育てママのグループ「すくすく会」の編集担当チーム。2カ月に1回、会員向けに「すくすくだより」を発行。ボランティアスタッフも募集中!
Sakura Cross Clinic -Emporium
電話でのお問い合わせ・相談(日本語) 0-2259-1817(8時~18時、タイ祝日休)
診療時間 9時~13時(受付は12時45分まで)、14時~18時(受付は17時45分まで) タイ祝日休
HP www.srmedical.co.th
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場所 BTSプロムポン駅直結エンポリアムタワー18階
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(サクラクロスクリニック提供)