タイ料理

【食先案内人・ペーの屋台の細道】カオマンガイ・ シンガポール:104食目

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カオマンガイ・シンガポール

シンガポールもパクチーを使うよ

ダコ340号の特集の中でぼくは、タイとシンガポール、どちらのカオマンガイが美味かをシンガポールの友人と言い争った話を書いた。母国の味が一番だから、決着がつかないのは当然だ。
そこで日本人の皆さんに判定してもらいたい。シンガポールまで行く必要はない。トンローにぼくが太鼓判を押すシンガポール風カオマンガイの店があるんだ。

この店のシンガポール風とタイ風の違いは、シンガポール風の方が手間がかかること。米は、タイ風なら鶏油、シンガポール風は生姜、レモングラス、赤玉ねぎ、揚げニンニクなどを入れて炊く。
鶏はショウガやレモングラスなどハーブとともに1時間茹でる。煮崩れないように、グツグツ煮込まないのが決め手だ。その後、氷でしめる。サーブする前にチキンスープと醤油タレ、そしてゴマ油をかけるのが特徴だ。これで香り良く柔らかで、しっとり瑞々しい鶏の完成だ。

もうひとつ、タイ風と異なるのはタレだ。タイ風はタオジアオがベースだが、シンガポール風はマナオやショウガ、ニンニク、唐辛子が利いたもの。ぼくは気に入っているが、馴染めない人のためにタイ風タレも用意してあるから、好きな方を選べるよ。

この店のもうひとつのおすすめはカノム・パックガート・シンガポール。潰した人参と大根を米粉と芋粉で固めた餅で、卵や海老、イカと炒める。塩味と脂味の利いた餅は、添えられたチリソースなしでも十分においしいよ。

 

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カノム・パックガート・シンガポール

 

今回カオマンガイを選んだのは、日本でもよく知られた料理だから。この2、3年の日本のパクチーブームは、カオマンガイから派生したものだと思うんだ。日本人のパクチー熱には驚かされるよ。パクチーってそんなにおいしいかな?

ここはいっそ、カオマンガイでなくパクチー勝負の判定を頼もうか。

 

ブントンギアット・カオマンガイ・シンガポール

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創業から約20年。勤めて15年になる調理担当のヌムさんによると、初代オーナーはシンガポール人で別のソイに店を構えていた。オーナーはヌムさんにカオマンガイや様々な料理を教え、やがてヌムさんは料理長に就任。初代が亡くなった後はタイ人が店を引き継いだが、カオマンガイ(67B)やカノム・パックガート(120B)など、シンガポール風レシピもそのまま継続している。ざっと見たところ、メニューは中国料理を中心に40種以上あるよ。

DATA
時間:10時~22時 無休
電話:0-2390-2508

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