シュルーズベリーインターナショナルスクール バンコクシティキャンパスでは「学習は探求の旅である」と考えています。先日、シュルーズベリーUK校とバンコク校の理事に加えて保護者の皆さんをお迎えし、アトリエに焦点を当てた幼児学年の保護者を対象としたワークショップを開催しました。
保護者のための実践的な体験
このワークショップでは、幼児学年と1年生を担当する副校長、キャサリン・オキル先生の指導のもと、同校で子どもたちが毎日どのような学習をしているのかを、保護者の皆さんに実際に体験していただきました。ワークショップが始まる前に、オキル先生は保護者の皆さんに「探検の準備はできていますか」と声をかけ、創造性/発見/学習が一体となったアトリエの世界に足を踏み入れるよう促しました。
「レッジョ・エミリア・インスピレーション」とは
同校の幼児教育プログラムではイタリアのレッジョ・エミリア市で生まれた幼児教育手法を取り入れています。第二次世界大戦後にイタリアで開発されたこのアプローチでは、子どもたちには潜在的な能力があり、可能性に満ちた存在として捉えています。固定されたカリキュラムではなく、民主主義、協調性、子どもの自然な好奇心を大切にする教育方法です。
▼レッジョ エミリア教育法の特徴
- 子どもの概念
ー 子どもたちはもともと優秀であり有能であると捉えています。彼らは学習に積極的に参加し、それぞれの興味と強み、そして自然な好奇心と学習意欲を持っています。
- 子どもが使う 100 の言語
ー 子どもは、絵を描くこと、絵を塗ること、運動、物語を語ること、彫刻することなど、さまざまな方法で自分を表現します。これらの「言語」は尊重され、学習プロセスに組み込まれます。レッジョ エミリア アプローチでは、ある言語を他の言語より優先することはありません。
- 環境は第3の教師
ー レッジョ エミリア アプローチの発展に多大な影響を与えた幼児教育者のロリス マラグッツィは、「子どもには 3 人の教師がいます。大人、他の子ども、そして物理的環境です」と述べています。同校も環境を重んじ、整理整頓され、魅力的で、清潔で、穏やかで、自然素材をベースにし、環境にこだわっています。子どもたちにとっての使いやすさを最優先にした無限のリソースが豊富に用意されています。
レッジョ・エミリアにおけるアトリエとは?
レッジョ・エミリアの文脈では、アトリエは単なるアートスタジオではありません。コラボレーション、探求、発見の空間です。アトリエは子どもたちが実践的な学習に取り組み、アイデアを試し、創造性を通して考える「子どもの100の言語」を表現しています。
このアトリエに焦点を当てた幼児の保護者向けワークショップでは、保護者は素材を探求し、感覚を働かせ、相互作用を振り返ることに挑戦しました。これは、幼児期の日々の活動で子どもたちが行うのと同じです。アトリエは子どもたちの学習体験の不可欠な部分です。
アトリエをクラスルームへ
このワークショップは理論だけでなく実践的に体験するもの。自由な探求に取り組むことで、アトリエの原則が幼児期の教室でどのように実現されるかを考えました。厳格に決められたテンプレートに従うのではなく、子どもたちは自由に実験し、自身で決定し、独自の方法で自分を表現することができます。
それぞれが思い描くストーリーに
アトリエ体験の中心は、言葉だけでなく、教材とのあらゆる関わりを通して、それぞれがストーリーにすることです。保護者たちは探検しながら、子どもたちが毎日旅立つ学びの旅を映しながら、自分たちのイメージを作り上げていきました。この印象深い体験は、想像力、実験、表現を大切にする環境の重要性を強く印象づけました。
このワークショップを通じて、同校で子どもたちが何を学ぶかだけでなく、どのように学ぶかを保護者の皆さんに理解してもらい、学校と家庭の間のギャップを埋めることができました。あらゆるレベルで好奇心と探求心を育むことで、同校は子ども、教師、親の誰もが共に成長できる学習コミュニティを作り続けています。
シュルーズベリーインターナショナルスクール バンコクシティキャンパスの詳細については、こちらをご覧ください。
– オープンキャンパス https://bit.ly/3yhZw1W
– プライベート 学校見学 https://bit.ly/3wIEN7b
– プレイグループ(プレスクール) https://bit.ly/3UpcG4A
※2歳児より受付ています。お気軽にお申し込みください(年齢によってはキャンセル待ちになっています)。
または、以下のアドミッション・チームにご相談ください。
– Tel: 02 203 1222
– Email: admissions-city@shrewsbury.ac.th
– LINE: @SHBCityCampus https://lin.ee/j0fGXrd