2022年は日タイ修好135周年。10月末には記念イベント「Thai-Japan Iconic Music Fest 2022」をICONSIAMで開催し、大盛況だった「G-Yu Creative Co., Ltd.」のPresident / CEO・ユパレット・エトラパカル氏にインタビュー! 日本とタイの関係性について、来年2月に開催される来場者数約50万人の日本イベント「JAPAN EXPO THAILAND 2023」に向けての意気込みを尋ねました。
「G-Yu Creative Co., Ltd.」President / CEO
母親の影響で幼少期から何度も日本を訪れ、1998年にバンコクで日本語学校「MAINICHI」を開設。2014年に「JAPAN EXPO THAILAND」をスタート。日本に関わる事業分野のイベント企画、コーディネートおよび運営など、総合的なサービスを提供する。
http://gyucreative.com
- 今年で日タイ修好135周年を迎えました。両国の関係性についてどのように考えていますか?
タイが好きな日本人と、日本が好きなタイ人はたくさんいます。そこにはお互いへの敬意と友好の気持ちがあると思いますし、「G-Yu Creative Co., Ltd.」ではこれまでに日本の音楽や食、文化に関わるイベントをたくさん開催してきました。両国の関係を強化するために、間接的にではありますが私たちの活動を通して貢献してきたことを誇りに思います。
その一方で、近年はタイ人がJ-POPから少し離れているという変化も見られます。今こそ、J-Pop と T-Pop が一緒になって素晴らしい音楽祭を作っていくことが求められていると感じています。もしくは、音楽ではない何か他のものかもしれません。私たちは今後も引き続き、日本とタイの架け橋になれるよう尽力していきます。
- 10月末に開かれた記念イベント「Thai-Japan Iconic Music Fest 2022」が盛況でしたね
このイベントは「日タイの音楽」をテーマにした、日タイ修好135周年を記念は 1 つの壮大な音楽祭でした。タイのアーティストに加え、日本のアイドル200人以上が参加し、来場者のなかには日本やマレーシア、シンガポール、香港など海外からはるばる来てくれた方もいました。
イベントを開催するにあたり、特に大きく掲げたのは「安全」と「前進」です。新型コロナウィルスの規制がほぼなくなったとは言え、まだウイルスは存在しています。しっかりと楽しんでいただくために、ATK検査の確認など徹底しました。そしてもう一つの「前進」とは、コロナ禍で停滞していた状況から1歩踏み出そうという意味を込めました。
会場の様子を見て、改めて音楽はお互いの言葉を理解できなくてもコミュニケーションがとれる、みんなを笑顔にするものだと実感しました。
- 来年2月に予定されている、アジア最大級の日本イベント「JAPAN EXPO 2023」に向けて
弊社では日本に関わるイベントを、大小合わせて年間20~30ほど開催しています(コロナ前)。なかでも看板イベントと言えるのが、アジア最大級の来場者数と規模を誇る「JAPAN EXPO THAILAND 2023」です。先日発表しましたが、2023年2月3日(金)~5日(日)にセントラルワールドで開催予定と発表させていただきました。「Thai-Japan Iconic Music Fest 2022」では音楽中心でしたが、「JAPAN EXPO THAILAND 2023」は会場全体を約20のゾーンに分け、音楽やアート、食、トラベル、文化といったさまざまなブースが並びます。
また現在は、日本観光に向けての準備も進めています。日本に行くことを楽しみにしているタイ人がたくさんいるからです。同時にタイに関わるイベントを日本でも実施したいと考えています。
まずは今年のJAPAN EXPO がどのようになるか、楽しみにしていてください!
JAPAN EXPO Thailand 2023
日時:2023年2月3日(金)〜5日(日)
場所:セントラルワールド
Facebook:japanexpothailand
MAP