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現金が一番大事、現金が手元にないと不安だと、日本人に未だ根強い現金至上主義。
「お金に働いてもらう」資産運用では、現金を多く持っていることは、お金を眠らせているという意味で、投資効率を下げます。しかし、現金を全く持っていないのは問題です。投資での「現金」のポジションや役割とは何なのでしょうか。
いざというときの備え
現金の最大の強みは、モノやサービスを今すぐ買えることです。私たちの生活には、想定している・いないにかかわらず、現金が必要なときが必ずあります。
例えば、地震等で家が全壊したら、幸い命が助かっても、家族を守り、生活を立て直さなければなりませんね。しかし、地震保険等の保険金が下りるまでは数ヶ月かかることも。ケガや病気でしばらく収入がなくなることもあるかもしれませんが、医療保険や収入保障のような保険金は定められた条件に合わなかったら利用できません。株式や投資信託をたくさん持っていたとしても、相場が下落していて大損するかもしれませんし、現金化するのに時間がかかる場合もあるでしょう。しかし現金は、今すぐ、何にでも使うことができます。
チャンスを逃さないための待機資金
投資には、例えばバリュー株投資と言われるような絶好のチャンスが突然来ることがあります。もし、投資資金を全て運用資金に投入していたら、いざというときに投資するお金がなくてチャンスを逃さざるを得ないですよね。
さぁ、ある程度の現金を手元に持っておくことの大切さ、お分かりいただけましたか。緊急時の備えとしては、月給の6ヶ月分程度、待機資金としては、資産運用に充てられる資金のうち20%程度が目安ですよとお伝えしていますが、確保しておくべき現金の金額は、家族構成や資産運用の方針によって大きく変わり、現金とそれ以外の資産の理想的な比率は異なります。是非一度、現金にも注目したポートフォリオを検討してみましょう。
CEO リチャード・ケイン
カナダのコンコルディア大学で金融学を専攻後、これまでアジアを中心に20年以上、金融コンサルティングに従事。
コンサルの一言
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