富裕層とそうでない方には、決定的な思想(考え方)の違いがあります。今回は、私の経験から富裕層がお金についてどのように考えているかをご紹介しましょう。
富裕層が増えている
ある調査によると(※1)、個人富裕層(※2)の資産は6年連続増で、2017年の増加率は10・6%、初めて70兆USドルを上回りました。アジア太平洋および北米で個人富裕層の人口が120万人増加し、世界の富裕層の65・7%に達しています。また、トップのアメリカ、日本、ドイツ、中国の4国だけで、世界の個人富裕層の61・2%を占めます。
マネー教育先進国アメリカでは、富裕層はアメリカンドリームを体現した人として尊敬されます。一方、人口比で考えたときに富裕層の割合が高い日本は、富裕層に対してネガティブな印象があるように感じます。文化や教育の違いですね。
※1. World Wealth Report 2018 ※2. 100万USドル以上の投資可能な資産を持つ個人
富裕層の思想とは
とはいえ、国籍を問わず、富裕層に共通している思想というものがあります。
①お金を稼ぐことにポジティブ
お金についての考え方が非常に前向きで、儲けることで社会貢献ができる、と考えています。だから、効率のいい稼ぎ方を常に一生懸命考えます。彼らにとって、モノの価値や利回りを考えることは日常生活の中で当たり前のことです。
②ケチと合理的な使い道は違う
彼らは無駄なお金は使いません。常に、対価に見合う金額か、ということを考えます。それはケチとは違って、支払う価値があると判断すれば惜しみなく使います。
③人脈こそが幸運を運ぶ
人脈とは、不特定多数の人と知り合い、という意味ではありません。富裕層にとっての人脈とは、成功者、特定の分野に詳しい人など自分がお金を増やすことに貢献してくれる人のこと。そういう人たちと非常に強い関係を築いています。
富裕層に一歩、近づくためには……?
一番簡単な方法は、何かを買う際、「自分はなぜ、このモノに、お金を払うのか」を自問してみること。これをクセにすることでモノの価値とお金のバランスに対する感覚を身に付けられるようになりますよ。
CEO リチャード・ケイン
カナダのコンコルディア大学で金融学を専攻後、これまでアジアを中心に20年以上、金融コンサルティングに従事。
コンサル小原のつぶやき
リチャードが教えるマネーセミナーのテーマを大募集中! 気になること、お知らせください!
世界中の金融商品からお客様に合った投資をご提案します。
まずは担当の小原まで、お気軽にお問い合わせください。
日本ウェルスマネジメント・タイランド 担当: 小原
Tel:0–2105-4186(日本語)
Email:info@nihonwealth.com
Web:http://nihonwealth.com
FB:www.facebook.com/nihonwealth
フェイスブックでは、知って納得! 投資・お金にまつわる豆知識はじめ、優良ファンドの紹介、お得な金融商品情報まで、随時掲載中! 投資家のみなさん、要チェック!