ラペットゥ(お茶の葉のサラダ)
近年、タイではアセアン各国への関心が高まっている。そんな流行を反映して、今年初めにアセアン各国の料理を集めたカフェ&レストランが、ラチャダーの新商業施設「The Street」にオープンした。
アセアン各国の文化を、まずは舌と胃袋で理解しようというこのお店、なかなか人気のようで、9月上旬にはゲートウェイ・エカマイにも進出する予定だとか。どんな店か、ひと足先に本店に行ってみた。
天井が高く、開放感のある店内
店内は最近流行りのカフェといった内装で、ラチャダーという立地ゆえか空間を贅沢に使っていて開放感がある。内装はアジアらしくないが、メニューは思いっ切りアジアだった。アセアン10カ国の料理やデザートが揃い、それぞれの国の国旗が添えられている。
試食した中で一番のヒットだったのが発酵茶葉を使ったミャンマーのサラダ「ラペットゥ」だ。ミャンマーから取り寄せた茶葉に豆、焼いたココナッツ、刻んだエシャロットなどを混ぜた一品で、食材のさまざまな味と食感が口の中で渾然一体となる。食べ応えはあるがカロリーは低そうなので、ダイエット中の方にもおすすめだ。
アンチャンのナシレマッ(炊き込みご飯と素揚げチキン)
「アンチャンのナシレマッ」はマレーシアの炊き込みご飯に素揚げした鶏もも肉を添えたワンプレートメニュー。アンチャンの花で青く色づけしたご飯が特徴的だ。一方、フィリピンの煮込み「アドボ」は豚の角煮に似た味付けでとても食べやすい。
周辺諸国が少しだけ近く感じられるようになったランチタイムだった。
SO asean Cafe & Restaurant
時間:朝食:7時~10時、食事:10時~22時、カフェ:24時間 無休
場所:1st Fl., The Street Ratchada
電話:0-2121-1909
Web:www.facebook.com/SOasean
料金:ラペットゥ135B、アンチャンのナシレマッ165B、ルアンパバーン・サラダ175B、アドボ(豚肉と鶏肉の煮込み)185B