バンコクの街角

ひなびた佇まいがたまらない! チェンマイでドーイサケット温泉に行ってきた。

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こんにちは。昨日、ダコ編集Mに「なんだか隔週でチェンマイ行ってるイメージです」と言われてしまった編集長Fです。

前川通信の前川健一さんからも「現地に妻子がいるんでしょ」と根も葉もない設定を付けられてしまい、ちょっと困っているわけですが、困りに困った挙句、7月の5連休もチェンマイに3日間行ってきました。実に10カ月ぶり、10カ月ぶりのチェンマイです。

 

連休の行き先をチェンマイに決めた理由はずばり「温泉があるから」。そう、チェンマイには温泉があるのです!(ほかの県にもありますが)

 

チェンマイの温泉ではサンガムペーン温泉が一番人気で、僕がチェンマイに行った時は1、2回に1回は必ず行くようにしているのですが、さすがに行きすぎて飽きてきたので、今回は別の温泉にも行ってみることに。

 

今回行ってみたのはドーイサケット温泉(น้ำพุร้อนดอยสะเก็ดというところ。サンガムペーン温泉に比べると三番人気、四番人気くらいの感じです。ここへは定期便が走っていないので、普通は車やバイクを運転して行くのですが、どちらの運転もできない残念な私はソンテウ(乗り合いトラック、一番上の写真)をチャーターすることに。

 

チェンマイの街なかではこんな赤いトラック(車両によっては赤茶色のものも)があちこち走っていてタクシー代わりに使えます。しかも市内の移動は20~30Bくらいと安い!(ただし、乗り合いなので、ほかにお客が乗ってきたり、ほかの乗客の行く所に立ち寄って目的地まで時間がかかることもあります)

 

車で移動できない、でも郊外の見どころに行きたい! という人は、このソンテウを往復いくらでチャーターします(旅行会社のツアーを申し込むのもアリ)。道端を走っているソンテウを停めて「ドーイサケット温泉まで、貸し切りで!」といって往復800Bで行ってもらうことになりました。

 

そうしてソンテウを走らせること約40分。ドーイサケット温泉に到着です。

 

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「ザ・温泉テーマパーク!」といった気合いが感じられるサンガムペーン温泉に比べると、かなり地味な看板です。

 

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タイ人にとってメインの温泉である足湯。連休中だというのに人がまばらすぎです。

いい! このひなびた感じ、いい! サンガムペーンとは違った雰囲気です。800B払ったかいがありますな。

 

そして、僕にとってメインとなる個室浴場は端っこの方にほんの数室だけありました。入浴料は40B。

貸しタオルも石けんも、アメニティはなにひとつありません。ひ~なびてるぅ~!

 

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これが個室の中。あらかじめお湯が貼られた状態になっているのですが……。これがほぼ熱湯のため、すぐには入れません。

水を15分くらい延々と出して薄めまくって、ようやく入れる状態になります。

ちなみに、左にあるシャワーからは水もお湯も出ません。ひ~なびてるぅ~!

 

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温泉を堪能して温まったら、今度は温泉玉子タイム。北タイの温泉ではこういう卵が売られていて、源泉で温泉玉子を作れるようになっています。さっそく源泉に行ってみると……。

 

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なぜか土嚢が……。一応観光地のはずなのに、飾らないというか飾らなすぎの源泉です。ひ~なびてるぅ~!

 

しかし、ひなびた温泉地というのもいいもんです。なんといっても、静か!  ゆっくりと静かに時間が流れていきます。

そして温泉玉子を食べようとしていると、お店の人が器と食器、調味料まで貸してくれました。

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これも人が少ない温泉地ならではのサービスです。

 

食べ終わったら、帰る前に敷地の外をちょろっと散歩。

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こんな田園風景が広がってました。緑あふれる風景にも癒やされます。

 

帰りはソンテウの助手席で完全に熟睡。あっという間にホテル前に到着しました。ドーイサケット温泉、なかなか素敵な所です。(F)

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