鶏肉入りグリーンカレー
ウィッタユ通りのビジネスビル・シンドーンタワーに4月、新たな高級タイ料理店がソフトオープンした。
重厚な木の扉を開くと、まずはタイ語の詩が書かれた壁がお出迎え。これはタイの国民的芸術家に選ばれた詩人・ナワラット氏がこのお店のために書き下ろしたものだとか。う~ん格調高い。
開放感のある高い天井。壁にはタイに関する写真がずらり
店内はモノクロを基調にしたシックな内装で、壁にはタイの寺院や宮殿を写した写真がずらり。5ツ星ホテルのタイ料理店に負けない高級感だ。
料理は「タイの伝統的な家庭料理」をコンセプトにしているが、国内各地から良質な食材を集めたり、ランスアン通りに自社菜園をもって野菜やハーブを育てたりと、特に食材にこだわっているとか。
まず試食したのは「鶏肉入りグリーンカレー」。これもカレーペーストから手作りしているが、甘さ控えめでやさしい辛さ。ご飯も、おいしい日本米のように粒が輝いていて、カレーのうまさを倍増させる。しかし、他店との違いを一番感じたのは鶏肉だ。やわらかいのに肉が引き締まっていて脂も抜けている。技あり!
ささげのエビ味噌炒め
お店オリジナルという「ささげのエビ味噌炒め」は自家製のガピ(エビ味噌)で干しエビや揚げた豚の脂などをささげと共に炒めたもの。ガピの濃厚なエビの香りと、ささげの水気、干しエビのクリスピーな食感が次々と口の中で弾ける。
値段設定はかなり高めだが、料理の方もレベル高し。接待に使えそうな一軒だ。
Saneh Jaan
時間:18時~22時(ラウンジは17時~24時) 無休
場所:Glass House, 130-132 Sindhorn Tower, Whittayu Rd.
電話:0-2650-9880
Web:www.facebook.com/sanehjaan
料金:鶏肉入りグリーンカレー590B、ささげのエビ味噌炒め550B、カニ肉のディップと生野菜480B