今号の読者からのご相談
(前略)たまたま一時帰国していたとき、元気だった一人暮らしの父が他界しました。(中略)真冬の寒い真夜中、ベッドの上に倒れていました。そのときと同じようなことが、ここバンコクの私の棲んでいる家で起こったら(中略)。
日中、助けてくれる人が周りにいるときはなんとかなると思いますが、いろいろの状況下、もう少し教えてほしいことがあります。(中略)どんなに歳をとっても自分たちのことは他人に迷惑をかけずやって行くため(中略)教えてほしいことがあります。
1)真夜中に相手が死んでいるのに気づいたら?
2)検死のために遺体と共に同行するとき、最低持参する必要書類は?
3)残された家族のみ(私たちの場合は二人)で密葬する場合、すべてが終わるまでわかりやすく説明してくれる人が居てくれる?
4)遺骨を日本に持ち帰るとき、手荷物で大丈夫?
よろしくお願いします(ミコ)
ブンからの回答
回答します。
1)警察191番へ電話する。英語可。発見してから24時間以内に連絡を。レスキュー隊でも可能(コールセンター1418)。
2)亡くなった方のパスポート、発見者のパスポート、亡くなった人が病気治療中であれば、病院からの診断書や服用していた薬がわかるもの。警察は必ず「病気の治療中だったか?」と聞く。
3)おります。エカマイ駅近くのタートン寺、地下鉄サムヤーン駅近くのフアラムポーン寺では遺体が運ばれた初日に僧による読経。翌日、荼毘に。翌々朝、遺骨をもらう。
4)ANA:機内持ち込みのみ。30cm x 25cm x 25cm(高さ)の木箱を用意して遺骨はビニール袋に入れて木箱へ。頭上の共用収容棚には入れること。チェックイン時、日本入国時のために中身が遺灰だという公的証明書が必要。
AIR ASIA:不可。
JAL:預け入れ、機内持ち込みいずれも可。書類必要なし。
JET STAR:預け入れ、機内持ち込みいずれも可。書類不要。
SQ:機内持ち込み推薦。チケット購入時に遺骨があることを申告すること。要死亡証明書。
TG:預け入れ、機内持ち込みいずれも可。要死亡証明書。要亡くなった方のパスポート。
末尾ながら、お父様のご冥福をお祈り致します。
ダコ編集部の経理、ブンに相談したい方はmail@daco.co.th まで匿名で