トマホーク・カット、アスパラとニンジン、ソースは別注文
「上質な肉を高級ホテルよりも安く、カジュアルに食べられるように」と、自らも大の肉好きのオーナーシェフ・ニクさんがオープンさせたステーキ専門店だ。
肉にこだわるだけあって、メニューにはアメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、日本と各国の牛肉が並び、「穀物肥育」「牧 草肥育」などの育て方や「味」「柔らかさ」などの項目まである。本格的!
ビーフ・タルタルのキャビア乗せ
まずは前菜に「ビーフ・タルタルのキャビア乗せ」を試食。こちらはオーストラリア牛テンダーロインの赤身を使用。別盛りになっている卵の黄身を自分でかけて、よく混ぜてから食べる。
肉が大きめに切ってあり、肉らしい食感をしっかり楽しめる。キャビアをはじめ、ニンニクや玉ねぎの味や食感、香りが肉のうま味を引き立てる。
そしてメインの「トマホーク・カット」。1kgというオーストラリア産の巨大な骨付き肉が鉄鍋にどんと盛られて出てくる。
ここのステーキは、熱した溶岩を使って焼く「ストーングリル」が特徴。高熱の石に触れる外側はカリカリに焼けるが、中にはあまり火が通らず、程よいレアーになるのが特徴だ。
とにかく肉々しい。焼き立てをひと切れ頬張ると、焦げた表面の香ばしさと塩胡椒のスパイシーな味。少し遅れて、柔らかい肉から大量の肉汁があふれてきた。脂のうま味が前面に出たステーキだ。どれだけ食べても肉、肉、肉。肉にまみれる幸せがここにあった。
リアルな絵の牛が見つめてくる
MEAT BAR 31
時間:火~金:18時~23時、土日:11 時~14時、18時~23時 月休
場所:305/13-18 Soi 31, Sukhumvit Rd.
電話:0-2662-1179、09-5778-2617
Web:www.facebook.com/meatbar31
料金:トマホーク・カット2950B、ビーフ・タルタルの キャビア乗せ380B、スモークダックのサラダ 380B、ロブスターのマカロニ&チーズ420B