昨日、12月11日はプミポン国王88歳の誕生日(12月5日)を祝う自転車イベント「Bike For Dad」が開催されました。
これは、バンコクの王室ゆかりの地(主に旧市街地)を、有志が自転車で走って回るというイベントだったのですが、88歳という記念すべき歳ということもあってか、かつてない規模の大イベントになりました。タイ国内各都市だけでなく、世界各地に散らばるタイ人やタイ好き外国人もこのイベントを同時開催。結局、世界66都市で開かれ、事前登録者は60万人以上(バンコクでは約10万人)にのぼったとか。す、すごすぎる!
当日はダコ本誌の締め切りだったため、実際のイベントを観に行ったり、参加したりはできなかったのですが、昼飯を食べに行く途中で目にした光景が上の写真です。じゅ、渋滞が消えている!!
そう。この日はバンコク都内だけで10万人が自転車で走るということで、開催地域では自動車が通行禁止に。編集部のあるペッブリー通りは通行禁止ではないものの、隣接地域ということで、ほとんど車が走っていなかったのです。
ちなみに、平日の同じくらいの時間帯はいつもこんな感じになっています。↓
この時間にこんな光景を見るのは、2010年の市街地占拠デモ→強制排除の時以来です。
その後、締め切り作業を終えた夜7時半頃に食事に出たのですが、その時点でもまだイベントは続行中。みんなでコースを一周して終わりなのかと思っていたのですが、おそらく何周も走っていたようです。
でも、よく考えれば、このイベントは王様を祝うだけではなくて、バンコクの街なかを自転車で思いっきり走れる貴重なチャンスでもあります。自転車好きにとっては、ここぞとばかりに「走り溜め」をしておきたい機会でもあったんでしょうね。
ちなみに沿道にはそれを眺めるタイ人も多数。ずっと自転車に向けて手を振り続け、自転車乗りの方も手を振り返しながら通過する、というなんだかほっこりする光景が繰り広げられていました。
こちらはこのイベントのために作られた、「ジャカヤーン(自転車)」というスペシャル・ソング。
国内の名だたる有名人、アーティストが参加しています。
こちらはニュース。当日の盛り上がっている様子がよくわかります。
締め切り抜けだして見に行きたかった……。
たぶん来年もやると思うので、次回こそは!(F)








