今週の火曜日はサイアム・パラゴンで開催中の「ディアオ11」を観に行ってきました。「ディアオ」というのは「ディアオ・マイクロフォーン」(マイク1本だけ)の略で、これはタイで圧倒的な人気を誇るコメディアン、ノート=ウドム・テーパーニットの舞台シリーズのこと。1、2年に一度のペースで開催されていて、今回が11回目を迎えます。
僕は「ディア5」(2002年)から毎回観に行っているのですが、個人的にはこのイベントのことを「爆笑タイ語検定」と呼んでます。なぜかというと、タイ語がものすごく難解だから。
このウドムさん、マイク片手に3~4時間喋り倒す(しかも毎日!)のですが、その大半が時事ネタやその時流行っているスラングやギャグ、人気のTV番組、タイ人なら子供の頃みんなが体験しているようなことなどなど。政治を茶化すのも鉄板ネタです。
とにかくタイ人なら「あるある!」と爆笑できるようなネタが目一杯詰め込んであるため、「普通にタイ語を勉強した」程度の外国人だとその面白さが分かりません。タイ語のみならず、最近のニュースや流行を抑えておく必要があるわけです。特に政治家の名前やそのクセなどは必須といえます。
なので、この舞台がある時、僕は、「この舞台でどれだけ笑えるか」をもって「いまの自分のタイ語力やタイの知識はどれくらいか」を計るつもりで参加しているのですが……。
今年は政治ネタがかなり多く、結局全体の3割くらいしか分かりませんでした。
その3割はきっちり笑えてちゃんと元を取れたのですが、残り7割の分からないタイ語は僕にとっては眠気を誘う魔法の呪文。眠気をこらえるのが大変でした……。
もちろん周りのタイ人は大爆笑。涙流したり、手を叩いたりしてゲラゲラ笑っているタイ人の中に身を置くのも楽しいものです。
上の写真は終演後の舞台。ウドムさんは芸術家でもあり、舞台のデザインも自分でやっています。
ちなみに前回の「ディアオ10」は日本語字幕付きDVDが出ているので、タイのお笑いに興味がある方は観てみては?(F)








