ミシュラン一ツ星獲得 後藤邦久シェフ 来タイ!
ミシュランで一ツ星を獲得したフレンチレストラン「ラクセル」のオーナー後藤邦久シェフがバンコクにやってくる。料理はもちろんだが、後藤シェフがどういう人なのか、そちらのほうも興味深い。シェフに6つの質問をしてみた。
なぜ料理人になろうと思いましたか?
きっかけは、母の手伝いからでした。両親は共働きで帰ってくる時間が遅く、にんじん、たまねぎ、ジャガイモの皮むきから始まり、いろいろな料理を手伝い、それから料理の楽しさを知りました。
デザートも作るようになり、近所の人たちや友達に食べてもらう喜びを知り、自分の将来を選びました。
目からウロコが落ちたことは?
フランスの本当の素材の味を知ったこと。2人のMOF(国家最優秀職人賞) を持ったシェフの下で働きました。 やはりすばらしい技術を持った人たちで日本にはない技術を学びました。
成長につながった失敗は?
始めた頃はフランス語が話せなくてシェフに言われたことが解釈できず、知ったかぶって失敗をして、すごく怒られました。知らないことを恥ずかしがっては前に進まないと学びました。
成功した秘訣は?
自分には才能がない、 努力もそこまではしていません。ただ、お客さんに自分の作った料理をおいしく食べてもらいたい、と続けた結果です。
いい料理人になる素質は何?
料理をすることが好きになれば、必ずおいしいものが作れ、みんなに喜ばれます。
料理作りで意識していることは?
お客さんに喜んで、いい思い出を残してもらい、またの機会に来てくれることを意識しています。
後藤シェフの料理が味わえる
8月22日〜25日限定。バンヤンツリーバンコクの「Vertigo」にて後藤邦久シェフの料理が体験できます。「人に喜ばれる」ことを積み重ねてきた味をぜひご堪能あれ。
Vertigo
場所:Banyan Tree Bangkok, 21/100 Sathorn Rd.
期間:8月22~25日
時間:18時~22時半
電話:0-2-679-1200 (席に限りがあるため要事前予約)