今号の読者からのご相談
ブンさん、ラムイントラ通り、ファッションアイランドの向かいにある遊園地のことでお尋ねします。アウターリング道路からも観覧車が見える遊園地ですが、建設が始まって15年近く経ち、ここ5-6年は建設も行っていないようですが、まったくオープンする気配がありません。
ずいぶん以前は夜にイルミネーションを点灯して、開園間近を感じさせていましたが、そのまま数年経過しています。オープンしないのは経営の問題? 行政の問題? 調べてください。お願いします。( なべタイ)
ブンからの回答
オープン時の評判
2006年にオープンしたこの遊園地はワンダーワールド・ファンパークという名称で、パタヤ・パークホテルグループが運営しています。日本とアメリカの技術を導入し、自分たちで遊具を製造しているそうです。パタヤにある大きなタワーのある遊園地をご存知でしょうか。そこもこのグループが運営しています。
ネットで調べてみると、入場料は無料だったものの、各アトラクションの利用料金が高かったため、それほどお客さんが入っていなかったというコメントがありました。しかしアトラクションを利用した人の評判は良かったみたいです。
タイ洪水がきっかけ
さて、運営会社に電話してみました。係員によると、2011年のタイ洪水のとき、この遊園地も浸水する可能性があるので、政府から避難するようにとお達しがあったそうです。そこで電気の動力部分を安全な場所に移動させ、いくつかは遊具ごとパタヤに持っていったとのこと。
あまりお客さんの入りがよくなかったこともあり、現在、遊園地はイベント会場として貸し出しているそうです。
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