編集部のタイ人経理部長「ブン」がタイに住む日本人の悩みを快刀乱麻で解決する!
今号の読者からのご相談
(前略)会社の日本人とタイ人の関係がしっくり来ません。以前なら助け合いながらやっていた仕事そのものが増えたことにより複雑になったため、分業化されました。
それゆえだれがどれだけ忙しいのか、困っているのかいないのか、もしかしたら無駄な、余計な仕事をしているのかもわかりません。
仕事が増えているのは確かです。分業になったことで情報をシェアするための報告など。
以前と比べて変わったことを書きます。社員旅行が1年以上ない。日タイ合同の宴会がめっきりなくなった。部署ごとに完全に仕切られた席。社長をはじめ管理職が離れた部屋にこもっている。
こんなところです。(サジー)
ブンからの回答
タイ語のサイトで同じような環境のタイ人の意見があふれていました。効果的だったというものを紹介します。
社員旅行/運動会/金曜の夜に会社で映画鑑賞/コーチングのプロを呼ぶ/お坊さんに説法してもらう/重要な事業の後にはパーティー/仲違いしているスタッフをボランティア活動に同時に参加させる/会議室で仕事の話題一切抜きのおしゃべり/仕事のことについて今月の経験談を語り合う/退職した人にインタビュー/社長が突然「今日は15時に帰っていいぞ」と言う。
日本人がいるいないに関わらずタイ人も職場の人間関係や雰囲気をよくしようと工夫しています。最後「15時」の話は、「だって小学校のとき、先生がこう言うと得した気分になったでしょう」ということ。なんて自由でいい会社なのかと思うはず。ということです。笑
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