今号の読者からのご相談
(前略)泥棒に入られました。アパート従業員がマスターキーを悪用し、金庫の中身を持ち去ったのですが、事件はきちんと捜査されませんでした。
大家は、犯人が捕まったのはお金を包んだからだと説明。大家は被害者住民を警察に連れて行き、手続きだと言って、読めないタイ語の資料にサインを要求しました。(中略)その時も大家は窓口の担当者に1000Bずつせっせと渡していました。
(中略)日常的に室内に侵入し、盗みを働いていた事も判明しました(中略)。警察は泥棒が盗んだ物を大家に引き渡してしまったのです。
泥棒は、盗んだ現金とジュエリーの換金で得た数百万Bで、新しい家具、家電、バイクを買い、男と新居を借りて住んでいたそうで、大家はそれらを処分するまでと、質屋に売られたジュエリーを取り戻すため時間をくれと言いました。
(中略)数カ月後に気がついたのですが、その罪状の内容が泥棒ではなくドラッグの使用になってる事が判りました。大家が警察にそうさせたようです。友人の弁護士は警察が盗難物を大家に自由にさせてる事、罪状をすり替えている事は犯罪だと言っています。
( 中略)警察に被害届を再提出してもらうために出向き、届け、控えを出してもらい、訴えるのは危険ですか?また1111(Head of Police) にこの件を通報した場合、きちんと捜査してもらえるものなのでしょうか。(ハッシさん)
ブンからの回答
署長に洗いざらい話す
心配することはありません。現政権は不正警官をどんどん追放しています。ハッシさんとコミュニケートできるタイ人やお友達の弁護士を伴い、まずは所轄の警察署長に直接会ってすべてを話してください。
また、新聞社に持ってゆけば記事にしてくれると思います。1111への通報は匿名でよいので手紙を出した方がいいでしょう。捜査の進展については名前を告げれば教えてくれます。
らちが開かなければ下記へ。相談にのってくれます。
※ Lawyers council of Thailand under royal patronage( タイ王国弁護士協議会)
TEL.1167
ダコ編集部の経理、ブンに相談したい方はmail@daco.co.th まで匿名で