ワイルドに行こう ラック・オブ・ラム
ディナーに訪れたのはスクムビット通りソイ10の奥にある小さなデザイナーズ・ホテル。その8階にあるダイニングだ。隣はプールになっていて、ガラス張りの窓からは水中の様子やプールサイドでくつろぐ宿泊客の様子が見える。喧騒のスクムビット通りから少し入っただけなのに、のんびりとした空気が流れていた。
料理はイタリア、ブラジル、フランス、タイなど各国を代表するような料理を集めている。また、プールサイドで軽くつまめるようなタパスメニューも売りだとか。
試食の1品目は「シーフードのセビチェ」。ここ2、3年ほどでよく見かけるようになった中南米の代表的な料理だ。冷製のエビ、ホタテ、イカ、スズキを酸っぱ辛く味付けしていて、魚介類の味をうまく引き立てていた。
サーモンのパピヨット
「サーモンのパピヨット」はサーモンの肉厚なフィレをオーブンで包み焼きしたもの。マスタードにレモンを絞った特製ソースがまろやかな口当たりでいける。
「ラック・オブ・ラム」はNZ産のラム肉を赤ワインベースの特製のタレに漬け込んで焼いている。程良い柔らかさで、噛むとラム肉独特の香りがふわっと口の中に広がる。嫌な臭みではない。
都会の喧騒から逃れたい時に。
LEAPFLOG
時間 16時半~翌1時 無休
場所 Galleria 10, 21 Soi 10, Sukhumvit Rd.
電話 0-2615-0999
料金 タパス3種盛り合わせ480B、同5種650B、ラック・オブ・ラム550B、サーモンのパピヨット380B、シーフードのセビチェ300B