日本から遠く離れたタイで暮らしていると、色々とわからないことがありますね。特に、健康やウェルネスに関することは、わからないと不安が募ります。
この連載では、タイの一般の人々が日々どのようにウェルネスを気にしているのかを紹介します!
今月のテーマ
タイで病院に行く前に! 用意しておきたい常備薬を教えて
タイに来たばかりのころはどんなに気を付けていても、「夏バテ」のような重だる~い状態が続いたり、お腹を壊したり、突然の発熱があったりといった不調はつきもの。病院に行くほどではないけれど…という場合に、タイの一般家庭ではどんな薬をどのように使用しているのか、気になりませんか? 今回は、大企業に勤める立派な娘さんを育てたタイ人奥様のマイさんに話を聞きました。
まず挙がった薬は『Tiger Balm』。日本でも有名な薬ですが、マイさんは『白』と『赤』の2種を使い分けているのだとか。
「『Tiger Balm』は、うちでは毎日使う万能薬ね! 白はミントの香りで、虫刺されや筋肉疲労に効く薬。ぼーっとしたときに首筋に塗ると目が冴えるから、家事の合間にも使ってるわ。勉強や仕事のお供にいいわね。
赤のタイガーバームはシナモンやクローブの甘い香りで、血流を促して身体を温める効果があるの。タイは冷房のきついところもあるから、肩こりに悩んで赤のタイガーバームを手放せないというタイ人も多いのよ。あと、ごはんを食べすぎて苦しいときに、お腹に直接コレを塗ると胃もたれが取れるの。でも、娘の友達がうちに来たときにびっくりしてたから、もしかしてこの使い方は我が家の裏技かしら?」

Tiger Balm HR
容量/19.4g(Camphor 25%、Menthol 8%Eucalyptus Oil 13.7%、Clove Oil 1.43%) 効能/筋肉痛の緩和/虫刺されによる痛み、腫れ、炎症を緩和 解説/患部に薬を塗る 注意/食べられません/2歳以下の子供、妊婦、授乳する女性は使用前に医師に相談が必要。
Tiger Balm Red
容量/10g(Camphor 25%、Menthol 10%、Cajuput Oil 7%、Dementholised Mint Oil 6%、Cassia Oil 5%、Clove Oil 5%、Paraffin & Petrolatum q.s.) 効能/筋肉痛の緩和/鼻詰まりを緩和/鼓腸を緩和/虫刺されによる痒みを緩和 解説/患部に薬を塗る 注意/食べられません/目に触れない/2歳以下の子供、妊婦、授乳する女性は使用前に医師に相談が必要。
このほかに挙がったのは下痢止め薬の『CA-R-BON』と、熱さましシロップの『SARA』。
「『CA-R-BON』は炭をカプセルに詰めたシンプルなものだけど、我が家では特に水下痢のときに重宝しているの。娘にも「カバンに薬を入れときなさ~い」ってしつこく言ってるわ。

GREATER CA-R-BON (carbon)
容量/260mg Activated Charcoal/1パック10錠 効能/下痢止め 解説/12歳以上/1回3~4錠、症状が出た時に服用/他の薬の2時間前もしくは2時間後に服用/1日4回まで 注意/他の薬と服用しないでください/服用すると糞便が黒くなります/2~3日間服用しても、具合がよくならない場合は医師の診断を受けてください。
『SARA』は錠剤もあるけれど、おチビさんには子供用シロップタイプね。娘が小さい頃、夜中に熱が出たときによくお世話になったわ」

Sara for Children
容量/160ml Paracetamol 効能/解熱・鎮痛 解説/服用前に振ってください/症状が出た時に服用/毎回4時間以上空けて服用/1日5回まで/体重6~8kg:小さじ1/2(2.5ml)、8~11kg:小さじ3/4(3.75ml)、11~16kg:小さじ1(5ml)、16~22kg:小さじ1.5(7.5ml)、22~32kg:小さじ2(10ml) 注意/服用は5日間まで/熱は3日間、痛みは5日間服用しても、具合がよくならない場合は医師の診断を受けてください。
これらはいずれも、薬局はもちろんセブン-イレブンなどでも購入可能ですよ。








