今年のソンクラーンに沖縄旅行に行ってからというもの、沖縄料理に対してのイメージがガラッと変わった。今までは「大味」「油っぽい」という先入観があったが、実際に食べてみると濃い味の中にも繊細に光るやさしさがあった。なるほど、長寿の島の料理だけあるな。
定番どころからの脱却
ジーマミー豆腐 120B
それ以降、バンコクに戻ってきてからもちょくちょく沖縄料理を食べに、トンローにあるニライカナイへと足を運んでいる。廃材や流木を使った手作り感のあふれるれる店内は沖縄民謡が流れ一歩足を踏み入れると「ウチナータイム」に心が包まれる。
席に座りメニューを眺めると名の知れたものからちょっと見慣れない料理が並んでいる。
初めて来る方は定番どころのゴーヤチャンプルーやソーキそばなどからオーダーしてみて「お、いける!」と思ったら名前の見たことのない料理を注文してみると良いと思う。
ソーキそば 170B
今回、店員さんにお勧めされたのがジーマミー豆腐とナーベランブシーだ。
ジーマミー豆腐とは落花生の絞り汁に芋くずを加えて作られたもの。
落花生の甘さと粘り気がなんとも独特でお菓子とおかずの間といった料理だろうか?
子供にも食べやすい料理なので家族揃っての食事の際に一品注文したい。
ナーベランブシー 150B
続いてのナーベランブシーはヘチマの味噌炒め煮と言ったところ。炒めたヘチマのとろみとシャキシャキ感に豚肉の旨味と味の濃い味噌が絡みあう。味はもちろんだが食感を楽しみたい料理だ!
もずくの天ぷら?
スヌイの天ぷら 180B
また個人的にオススメなのはスヌイ(もずく)の天ぷら。
初めて食べた時は衝撃が走った。もずくの粘っこさをまったく感じさせず、とてもあっさりとしている。
天つゆと塩どちらでもいけるが、素材の味を楽しみたいので塩でいただく。
その後、泡盛の注がれた琉球グラスの底をクククッと上げれば、心地よい時間を過ごせることは間違いないだろう。
ニライカナイ
場所 トンロー・ソイ11
時間 17時~24時 無休