名前にそそられる、ってことありますよね? こちらもまさにそうでした。いったいどんな施術が!? 日常的にマッサージを受けているツワモノを送り込みました。
報告者:齋藤華乃 (肩こり歴1年)
ずばり実感報告: 体とともに気分も軽い!
その奥には和み空間
半年ほど前からだったか、BTSトンロー駅へのエスカレーターを上がるたび、心の中で店名にツッコミを入れていたマッサージ&カフェ「細道の奥」。
「細~い階段を上った奥にお店があるから」という由来のとおり、入り口はなかなかに入りづらい空気を醸し出しているのですが、今日は躊躇せずに細道をぐぐっと奥まで進んでみました。
女性一人でもノープロブレム!
すると現れたのは、細道とは対照的に天井が高く開放的な2階のカフェスペース。
「日本の伝統文化を取り入れたことにちなみ古風な名前を探して行き着いた、松尾芭蕉の『奥の細道』をもじった」というもう1つの店名の由来にあるように、店内はオーナーの鈴木さんのお父上が趣味で作成している美術魚拓や職人さん手作りの平安絵巻、焼物など日本の伝統手工芸品が並ぶ和みの空間がありました。
普段はもっぱら食するばかりのお魚がこんなに繊細なアートになるのかと、初めて目にする美術魚拓をひとつひとつ鑑賞しながら挽きたてのおいしいコーヒーをすするのもオツなものです。
バランスに即効性バツグン!
一息ついたところで施術着に着替え、掃除が行き届いて清潔なマッサージルームへ移動しました。
お願いした「さば~い庵マッサージ75分(上半身中心)」は、ご自身がスポーツで体を壊したことがきっかけで、独自に考案した日本式の施術。
ゆっくりペースでやさし~くほぐすのが特徴です。
そしてなんと、今日はセラピスト資格を持つ鈴木さん自らが左半身を施術してくださるとのこと。ありがたやー。
直々の施術は完全予約制で、ひとりひとりの症状や好みに合わせた内容となるので興味のある方は、ぜひ電話で直接問い合わせてみてくださいね。
さて、まずは横になり左右のバランスをチェック。
私の場合、鈴木さんのマッサージ魂に火をつけてしまうほどに左肩のコリが重症だそう。
スマホユーザーになって以来、首筋と肩の周辺が常にだるく、磁気ネックレスなるババ臭いアイテムをひそかに愛用している私の筋肉にたまった老廃物を、ゆっくりと20分ほどかけて揉みながら排出してもらい、起き上がってみると! 体が自然に右に傾いてしまうほど左側全体が軽くなったのには驚きです!
この後、鈴木さんには日本人スポーツ選手の方の予約が入っていたため、右半身はタイ人マッサージ師さんへとバトンタッチ。
痛みなく軽くなる!
施術するマッサージ師の採用時は、日本式マッサージに向いているかを考慮した上で仮採用し、鈴木さん独自のカリキュラムに沿って指導を行ない、最終的に合格した人を本採用。
さらに変なクセがついていないか定期的にチェックするなど日々の教育にも余念がないだけあって、今日のマッサージ師さんも痛キモチイイ日本人好みの加減を心得ており、あくまでゆっくりとリラクゼーションに導いてくれました。
おかげで施術後には脱力感もなく体と共に気分まで軽くなったようです。
タイマッサージとは似て非なるこちらの日本式マッサージ、無理にひねったり伸ばしたりして痛いマッサージはイヤという方に絶賛オススメ中です。
ひとことまとめデータ
内装/BTS横にこんな憩いの空間が?!
スタッフの対応/強さの加減など常に気を配ってくれる
施術前の気持ち/ギュウギュウしないでね
施術中の気持ち/ええ塩梅でっせー!
施術後の気持ち/上半身、軽っ!
細道の奥
場所 1059 Sukhumvit Rd.(BTSトンロー駅3番出口 上りエスカレーター真横)
電話 0-2391-8898(日本語)土日は予約がベター
時間 カフェ9時~22時、マッサージ 10時~24時(L.O. 22時半) 火休
料金 さば~い庵マッサージ(上半身コース)(下半身コース)各75分330B、全身すっきり100分400B、全身みっちり130分500B)、タイ古式マッサージ 60分250B~、フットマッサージ60分300B~など
※鈴木さんによる施術は内容・料金など要問合せ
HP https://www.facebook.com/Hosomichi.No.Oku.jp
プロモーション:平日 マッサージ50Bオフ、土・祝日 マッサージ30Bオフ、日 マッサージのお客様にホットアメリカンコーヒーorホットハーブティーサービス(~14時)、マッサージ+カフェ30Bオフ(14時~)