ちょっトリップ

BTSビクトリー・モニュメント駅から徒歩15分! ラマ6世の終の棲家「パヤタイ・パレス」

 

戦勝記念塔からてくてく歩いて行ける王室ゆかりの宮殿が、無料で一般公開されています。3年ほど前のダコの特集で、この宮殿内のカフェを取り上げたことがありました。歴史に彩られた空間でほっとひといき。平日の昼間だってOK! 次はあなたがてくてくとタイムスリップできますように。

 

【旅して書く係】 かぴ 家にいる時は暑さのあまり、やや裸族

 

喧騒を歩いて抜けるとそこはラマ6世の宮殿

BTSビクトリー・モニュメント駅から戦勝記念塔のロータリーを左へ。両側に大きな病院が立ち並ぶラチャウィティー通りを進みます。ビルと屋台と渋滞。ここが宮殿に続く道とはとても……、と不安に駆られた頃にビルの間から突如、赤い洋風の尖塔が。そこはプラ・モンクット・クラオ病院の敷地内、芝生の庭の向こうに見える宮殿が今回の目的地「パヤタイ・パレス」です。

タイ近代化の父、ラマ5世の命により建設され、ラマ6世が晩年まで暮らしたお住まいなのだとか。敷地内の舗装された通路を進むとエントランスがあります。

 

くっついて歩こう BGMは王室タイ語

 

 

宮殿内を見学する場合は、まず入口近くにある受付カウンターへ。訪問者用のノートに名前や連絡先を記帳すれば見学ツアーに参加でき、写真撮影もOK。タイ語だけの専門的なガイドツアーは、火木の午後1回、土日の2回行われていて、座学の時間も含め所要2時間と本格的。

 

訪ねた日は午前のツアーがスタートした後でしたがスタッフのご厚意で途中からツアーに混ぜてもらえました。この日の参加者はタイ人の親子連れや学生さんのグループが20名ほどで外国人は私たちだけ。ガイドさんの説明は、王室タイ語とでもいうのか、長い王族のお名前など難解で正直ほとんど分からず、目をパチクリ。

それでも注目すべき場所がどこなのかレーザーポインターで示してもらえ、時折簡単な英語で説明をフォローしてくれる親切な方がいたりして、楽しむことができました。

 

宮殿の贅に当時を偲ぶ

 

赤い尖塔がシンボルの中央に建つピマーン・チャクリー・ホールは、天井や壁面上部のフレスコ画が美しく、シャンデリアなど当時から使われているものの多くは海外から取り寄せたもの。

 

ラマ6世の肖像画が飾られた玉座ホールは絢爛豪華、この熱帯の宮殿に西洋に倣って暖炉まであるのには少々驚きました。王様の寝室はチーク材の風合いを生かしたしっとり落ち着いた色合いのインテリア。控えめな装飾で思ったよりもこぢんまりとした寝室は、王様が実際にくつろぐための部屋だったのだと伝わってきます。

 

 

広々としたバスルームはイタリア製の総大理石作り。見学の際廊下以外はすべて靴を脱いで入室するのでご注意を。大きな窓は開け放たれ思いのほか風通しがよく、大理石張りの床は日影を通るとひんやり。エアコンのない時代、こんな快適さも贅沢のひとつだったのかも。

かつての宮殿は時代と共にホテルやタイで最初のラジオ放送局へと変遷を繰り返し、現在の病院施設の一部となったそう。

 

アソーク越えて平日タイムスリップ

 

次に案内されたのはこのパヤタイ・パレスで最初に建てられたというメカラルチ・パビリオン。宮殿建設の際、現場を視察する王様のための住まいとして建てられたのだとか。

庶民の1戸建て程度の小さな離れですが、内装にふんだんに使われたチーク材や細部の装飾は見事です。バスルームの大理石や大きな鏡はイタリアからの舶来品。あぁ、こんな家に住めたらなぁ。ひと通り見て回ったら、最後に施設維持のための寄付をお願いされます。参加者は20~40Bほど寄付していました。

 

 

休憩も宮殿内で。ラマ6世が開いたタイで最も古いカフェと言われる「カフェ・デ・ノラシン」、2003年にこの場所で復活しました。かつては王様の迎賓ホールだった建物をカフェとして利用。ノスタルジックな雰囲気の中で洋食やタイ料理、ケーキなどが楽しめます。

バンコクの喧騒の中にありながら、タイの古き良き時代にふっとタイムスリップ。素敵な空間に癒されました。

 

行き方

BTSビクトリー・モニュメント駅下車、戦勝記念塔を正面に見ながら左手に降り、ラチャウィティー通りを西へ徒歩15分。プラ・モンクット・クラオ病院敷地内。

 

見どころ

Phya Thai Palace พระราชวังพญาไท

場所 PhraMongkutKlao Hospital, 315Ratchawithi Rd.

電話 0-2354-7987

HP www.phyathaipalace.org(タイ語のみ)

時間 火・木13時~16時半、土日9時~16時半、 月水金 休

ガイド付き見学ツアー:火・木13時~、土日9時~、13時半~ 所要時間2時間

※来館者はこのツアーに参加して見学しなければならない。カウンターで名前、連絡先等を記帳。

※歴史の座学や館内見学は通常タイ語で行われるが、希望者には英語のガイドブックを貸し出してくれる。

料金 見学料は無料。寄付箱設置(20~40B程度の寄金が望ましい)

 

お食事どころ

カフェ・デ・ノラシン Café de Norashingha

場所 パヤタイ・パレス敷地内。 正面車寄せの建物の裏手が入口

電話 0-2354-8376

時間 月~金:8時~19時、土日:10時半~19時

料金 マッサマンカレー( ライス付)120B、スパゲッティ・ボロネーゼ130B、オペラ・ケーキ120B、アイス・スペアミントティー55B、アイス・ラテ55B

 

お土産どころ

受付カウンターそばにあるショップ。関連書籍や絵葉書、文具、食器などパヤタイ・パレスの記念グッズを販売。

平日は病院との間にタラートが。ドライフルーツやジュースはおすすめ。珍しい南蛮カラスウリのジュース。酸味抑えめのパッションフルーツのような味

 

ここに注意

・王族ゆかりの宮殿のため「服装は適切なものを」との注意書きあり

・イベント等で見学ができない日もあり

・見学の際、廊下以外は必ず靴を脱いで入室。立ち入り禁止場所あり

 

【サバイバル度】★★☆☆☆

【ローカル度】★★★★☆

【リラックス度】★★★★☆

【古き良き時代度】★★★★★

 

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