ゴルフ好き同士がバトンを渡しながら自分の愛するコースを紹介していくリレーコラムの第46回。今回は朝霧が見られる(かも?)風景で癒されるコースを、橋本さんが紹介してくれます。
今号のゴルファー:橋本圭司
駐在6年目。来タイ時より、うまくなるよ、と言われ続けるも、格段の伸びは見えず。今年こそ自己ベスト86を更新したい。
朝霧求めて早起きしよう
今回ご紹介するのは、チャチュンサオにあるロータスバレー。バンコク中心部から車で約1時間強です。少々遠いな~と思う距離ですが、行く価値は十分あります。早朝の到着だと幻想的な朝霧の景色が見られることも。
フェアウェイ、グリーンともにしっかりと整備されていて、美しい光景に癒されます。気分は盛り上がり、今日こそはいいスコアを! と思うのですが、難易度は高いので、いわゆる「癒し」のコースではありません。
いかに水を克服するか!
ほぼすべてのホールで水が絡みます。1番ホールは2打目がクリーク越え、2番ホールは右側が常に池。それを抜けると、池に囲まれた浮島グリーンの3番ホール(パー3)に続きます。
私は、ここで同伴者がホール・イン・ワンするのを見ました。このホールは、グリーン奥にピンが切ってあるので、ティー・グランドからカップ周りが見えません。この時も入った瞬間は見えず、グリーンに行ってみたらホール・イン・ワン!
同伴者曰く、「え~、なんで入ってるんだ。ちゃんと入るところ見たかった~」と。ホール・イン・ワンして残念がる人を初めて見ました。
個人的なお勧めは、5番ホール。白ティーからだと260ヤードで池に囲まれてはいますが、そう、私でも風向きによってはワン・オンが狙えます。ここの一振りにかけて、力みすぎて地球と戦うこと数回、見事に池を越えてグリーン近くへ行くこと1回。ただ、その1回もそこから3打叩き、スコアはパー。ゴルフって、甘くないです。
コースは全体的に景観もよく、それでいて戦略的に配置されたバンカーや池のおかげで何度行っても飽きません。
日本式の大浴場で癒し
18ホールを終えてからの楽しみは、日本式の大浴場。やっぱり、日本人はお風呂でしょ、お風呂。たとえスコアが良くなかったとしても大きな湯船に浸かれば癒されます(1日に2回も入浴して帰ったことも)。
汗を流してからのレストランでの食事は、タイ料理も和食も本当においしいです。テラス席は風通しもよくいい気持ち。ゴルフをしなくても、ここでビール飲みながら読書やうたた寝ができたらいいだろうなあ、って思います。
帰る前にぜひ寄っておきたいプロ・ショップ。センスのいいデザインのオリジナル商品が揃っています。ついつい何か買ってしまいお財布は癒されませんが、いいものを買うと気分は癒されるので、最後に癒しということで。
Lotus Valley Golf Resort
場所 103/2 Moo 8, Ongkarak – Bangnamprieo Rd., Donkohka, Bangnamprieo, Chachoengsao
電話 0-3883-5555
HP http://lotusvalley.co.th
料金 ビジター:平日1700B、土日祝2700B(6時半~8時半)、2000B(11時半~)
※タイ在住者料金、キャディ、カート料金含む、10月31日まで、土日祝8時半~11時半は受け付けしない
ひとことまとめデータ
コースの面白さ ★★★★☆
料金 ★★★★☆
施設 ★★★★★
ココ注意!:蓮畑周辺は池なので、見とれて落ちないように!