虚構新聞バンコク版

【虚構新聞バンコク版】酷暑影響 冷やしすぎ料理が人気 vol.038

DSC_2870

冷やしすぎ料理が人気の屋台村(ルンピニ公園そば)

 

過去65年間で最もひどい熱波に見舞われるバンコクで、少しでも涼を求めようと、調理した後冷凍庫で凍らせた「冷やしすぎ」タイ料理に人気が集まっている。都内の屋台村で定番のトムヤムクンなど冷やしすぎ料理を味わった。

現在タイ全土は、エルニーニョ現象によって数十年に一度の酷暑の真っただ中。干ばつ被害も出ていることから、今年のソンクラーンが水を使わないエア方式で行われたのは本紙既報のとおりだ。

これほど暑いと「暑い時こそ熱い食べ物を」という精神論より、素直に冷たい料理が食べたくなるというもの。ルンピニ公園そばの屋台村では、この4月からさまざまな料理を調理後に冷凍した冷やしすぎ料理を提供している。この日も朝から行列ができるほどの人気ぶりだ。

記者が頼んだのはライス、ガイヤーン、トムヤムクンをそれぞれ冷凍庫で凍らせた「冷やしすぎセット」(200B)。10分後、テーブルにはカチカチに凍りついた3品が涼しげに並んだ。

「溶けないうちに召し上がれ」と店主のジャイイェンイェンさん。シャーベット状のトムヤムクンをフォークで砕きながら食べるのはなかなか骨が折れるが、味は上々だ。

ただ、ガイヤーンはトレイの形のまま凍っており、明らかにスーパーで売っている冷凍食品をそのまま出しただけのものだった。記者がジャイイェンイェンさんに指摘したところ、その事実をしぶしぶめたが、以降まったく取材には応じてもらえず、接客は目に見えて悪くなった。

残った溶けかけの冷やしすぎライスを食べ終え、まるで冷や飯を食わされたかのような居心地の悪さを感じつつ、記者は屋台を後にした。

 


Kyoko Shimbun(虚構新聞:http://kyoko-np.net)について

虚構新聞社・社主UK氏が2004年に開設した、虚実の狭間を行き交う可能性世界の出来事を報道するニュースサイト。「ありそうでなさそうで、でもやっぱりあるのかもしれないけど、まさかそんなことはないだろう」といった記事を掲載。当「バンコク版」においても内容はすべてフィクションであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。本誌に掲載された記事により、損害や賠償が発生したとしても、著者ならびに編集部では一切の責任は負いません。

 新着記事を読む 

関連記事

  1. 【虚構新聞バンコク版】ライチ味ほか4種の味楽しめる 新種ドリアン…
  2. 【虚構新聞バンコク版第77報】 元日からびしょぬれ 一足早い「フ…
  3. 【虚構新聞バンコク版】さっぱりのど越し ウドンターニーでわんこそ…
  4. 【虚構新聞バンコク版】ムエタイvs相撲、軍配はムエタイに vol…
  5. 【虚構新聞バンコク版】バンコクで死者多数? 日本のマスコミ、 誤…
  6. 【虚構新聞バンコク版】痛トゥクトゥク、 バンコクに続々 vol.…

オススメ記事

  1. タイにいながら日本のイイものお取り寄せ! 手数料たった300円であらゆる通販サイトを購入代行してくれる「ゼンマーケット」
  2. “エコトイレ”から始まる豊かで明るい未来ーー。 元県庁職員による北タイの山岳民族支援奮闘記【1】
  3. タイで大人気!子ども専用美容院 ミルクキッズサロン&ネイル
  4. 格好いい経営者はお好きですか?<経営者改造計画 vol.03>きらきらキャリアウーマン風コーデ
  5. 空港から自宅へどう帰る? タイから日本への帰国の前に準備しておきたいこと

最新のTHB-JPY

PAGE TOP