みなさん、ご存知でしたか? タイでは病院や薬局によって薬の値段が異なることを。薬事法で薬価が定められている日本とは違い、タイの薬価は病院や薬局が自由に決められることになっているため、同じ薬でも購入する場所によって値段が異なるのです。
今回は、今年5月にアソークにオープンしたブレズ薬局の飯田店長にタイの医薬品事情についてお話を伺ってきました。
24歳の青年店長
飯田店長はまだ24歳!大学在学中に起業し、4年時に単身渡タイ。現在はこのブレズ薬局と医薬品の輸入代行事業をバンコクで展開する青年実業家です。
ブレズ薬局は、バンコクでは珍しい日本人が常駐する薬局です。また、タイ国認定薬剤師も常駐しています。日本人のお客様が来店した際は、飯田店長が通訳と してお客様の症状を的確に薬剤師に説明してくれますので、安心して最適な薬を処方してもらうことができます。また、日本での常備薬を持参すれば同じ様な効 能の薬を処方してもらうことも可能です。
これは日本の医薬品事情にも精通していないとできることではありません。
利便性が高いタイの薬局
日本では医師の処方箋が必要な薬もタイでは薬剤師の判断で処方できるものも少なくありません。たとえば、高血圧や心臓に関わる薬、抗生物質や低容量ピルなども薬局で購入することができるのです。
薬局なら病院のように診察の順番を待つ必要もなく必要な時に素早く薬を購入できることもメリットのひとつでしょう。
薬局と病院の使い分け
タイは日本と違い国民皆保険が実現されていません。ですので、タイ人は体調を崩した時はまず薬局に駆け込む方が多いのだとか。安価で迅速に薬を処方してもらえるのがその理由でしょう。
薬局と病院、タイに住む我々日本人もうまく使い分けることができればより便利にタイでの生活を送ることができそうですね。
来年には2店舗目の出店を予定しており、将来はタイで病院を設立したいという大きな志を持つ飯田店長。このバンコクで、また1人の青年が夢への第一歩を踏み出しました。
ブレズ薬局
【MAP2-C2】
スクムビット通り沿いソイ21と23の間
9時~24時 無休
0-2258-8283
08-4560-3238 飯田
www.blez-web.com