2022年9月30日にMNNF RCRDS(モノノフレコーズ)から新曲「PSYCHO」を各種ストリーミングサービスを通じてリリースした、OdAkEi。日本国内では若年層を中心にインフルエンサーとしても絶大な人気を誇る彼の新曲は、ポップなシンセサイザーのリフレインを少しジャギーにミックスしたオルタナティブ・エレクトロで、聞けば誰もが踊りたくなる一曲です。
この「PSYCHO」を携え、10月21~23日に開催された「Thai-Japan Iconic Music Fest 2022」に出演。この機会にダコスタッフはOdAkEiさんにインタビューし、初めてタイを訪れた感想や曲作りのこと、これからの活動についてなど、様々なお話を聞かせてもらいました。
SNSで莫大なフォロワーを持つOdAkEi は、新進気鋭の日本のオルタナティブ・アーティストである。2021年より音楽アーティストとしてのキャリアをスタートし、9/30に配信リリースした最新シングル”PSYCHO”は、iTunesオルタナ
チャートにて1位/総合チャートでも4位を記録。2022年、TikTokにて最も日本で視聴されたアーティスト5位となるなど大きな話題となっている。また、世界を見据えながら精力的にリリースを重ね国内外のメディアでもピックアップされるなど、音楽アーティストとしての知名度も急上昇中。ビートボックスやダンス、ペインティング、演技など、多彩な才能を併せ持つ新世代要注目アーティスト

タイに来たのは初めてですが、着いたときの気持ちは「よっしゃ~!到着した~!」。とても嬉しくて興奮しました。新しい場所、新しい環境で、どんなショーをしようかワクワクしていました。タイはかなり暑いですが、僕は暑いほうが好きなので心は穏やかです。
ー Thai-Japan Iconic Music Fest 2022で初パフォーマンスをした感想や印象に残ったシーン、エピソードなどありますか?
国籍も年齢もバラバラの人たちの前でパフォーマンスするのは初めての経験でした。子供から大人までライブに来てくれて、たくさんの人がライブ中に叫んだり応援したりしてくれてとても嬉しかったです。自分の可能性を知るとても良い機会にもなりました。タイでもっとフェスに参加したり、ライブやパフォーマンスをしたり、色々な仕事をしてみたいです。
ー 「PSYCHO」の制作中に、特に印象に残ったことや思い出などがありますか?
とにかく自分も皆も踊りたくなるようなダンスソングを作りたかったんです。誰もが楽しく踊れるような曲にしたい、そういう思いをプロデューサーのRyosuke “Dr.R” Sakaiさんに伝えました。それを彼がうまく汲み取ってくれたおかげで、コミュニケーションをしているうちに自然と曲が出来上がったという感じです。難しく考えて作ったわけじゃなくて、本当に自分の心から出てきた音楽だから、子供も踊りたくなっちゃうのかなって思っています。
それから、milet や NiziU などの多くのヒット曲を生み出してきたソングライターの優衣さん(Yui Mugino)も、歌詞の面でとてもサポートしてくれました。彼女に僕の考えや僕がどんな世界観で生きているのかなどを、日本語や英語でたくさん話しました。彼女がそれらの言葉を組み合わせたり遊ばせたりして、完璧な歌詞を作ってくれたんです。
「PSYCHO」はこんなふうにみんなで作り上げた曲ですね。
ー 「PSYCHO」の歌詞は英語ですが、なぜ英語の曲を作ろうと思ったのですか?
日本語だと、やっぱりどうしても日本で完結してしまいますよね。僕は世界中の人に僕を知ってもらいたい。僕の考えや世界観をより多くの人に伝えたいんです。だから今回は英語の歌詞にしました。
ー 今まで作ってきた曲の中で一番聞いてもらいたい曲はどれですか? その理由も教えてください。
おおおー、すごく難しい質問ですね(笑)。でも今はやっぱり「PSYCHO」です。「PSYCHO」は自己紹介みたいな曲で、僕の表現したいことやパフォーマンス、世界観が詰め込まれています。まずはこれで世界中に自分を知ってもらいたい。いわば「名刺」ですね。これを聞いてからぜひ他の曲も聞いてみてください。
ー これからの目標は?
より多くの人に自分のことを知ってもらいたいというのが大前提です。世界に僕の存在を知ってもらって、もっと派手なパフォーマンス、派手なエンターテインメントをしたいです。例えばアメリカのSuper Bowl(Super Bowl Halftime Show)に出るとか。ああいう派手なフェスとかイベントに出ることが僕の生き甲斐なんです。でも正直、国とかはどこでもよくて、今回タイのフェスに出演できたのも、夢が一つ叶った瞬間でした。目の前にある仕事を一つ一つしっかりやって、全力でパフォーマンスして、また新しい機会をもらって……と、「今を生きる」ことを大切にしています。
ー もしタイのファンが日本へ旅行するとしたら、特におすすめしたい場所はどこですか?
おー、いい質問ですね。どこだろうなー。じゃあ鳥取県の鳥取砂丘に行ってみてください。砂漠と海があって、美しい自然にすごく感動しますよ。鳥取は僕の故郷でもあります。あまり知られていない小さな県かもしれませんが、他にはない魅力があります。
ー 今回のタイ訪問はいかがですか? 観光などはされましたか?
残念ながら、4日間の滞在ですごく忙しくて、観光らしい観光はほとんどできてないんです。だからまた来るしかいないですね。次はもうちょっとゆったりしたスケジュールで……。タイで行ってみたい場所ややりたいことはたくさんあります。すごく大きな仏像があるらしいじゃないですか。そういうスピリチュアルな場所に行ったり、プーケットなどで自然にも触れてみたいです。
ー 最後に、タイにいるファンへメッセージをお願いします。
ものすごくタイが好きになりました。もっとタイの人に知ってもらいたいし、もっとここで仕事がしたいと心から思っています。タイでのパフォーマンスはとても楽しかったし、こうしてインタビューもしていただいてすごくありがたいです。タイ語を勉強してタイの人としゃべりたいし、どんな考え方で生きているのか知りたい。これまで日本以外のファンに会う機会があまりなかったのですが、タイに来て自分の可能性がさらに広がったと感じました。タイはそれくらい魅力な場所だと思います。
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