ある日曜日の夕方。突発的に襲われた発作。それは徐々に私の身体を蝕んでいくのでした。
と言いますと不健康的なイメージがつきまといますが、決してそんなことはなく、ただ無性に餃子が食べたくなっただけです。
とは言え、日曜日の夕方から遠出をする気力がなく、自宅のあるオンヌットからトンローにある大阪王将ですら行く気力が湧かないと。文明の利器であるスマホ片手に、割りと行きやすいところでガッツリ餃子が食べられるお店を探したところありました。
大連飯店さんです!
トンローとエカマイとで一駅しか違わないじゃないか、なんて聞こえて来そうですが、まあ気にしない。
その名の通り、本場の中華料理屋さんですね。上手く表現出来ませんが、日本の餃子とはちょっと違う、正真正銘の餃子が食べられそうです。これは違った意味で楽しみです。
さあ、中に入ってみましょう。
中華料理屋さんあるあるの円卓。
早速青島ビールを注文。中瓶で160B。久々に飲んだ気がする。しかしどこの国に行こうが、メジャーなビールのテイストはスッキリ目のピルスナーに統一されていくようで。
結構お腹が空いていたので、かにチャーハン90Bを注文。お米の炒め加減、卵の柔らかさはかなりの絶品なのですが、カニカマなのはちょっと頂けません。本物のかにを入れて呉れんものか。
さて、ちょっとお腹が膨れたところで、真打ち登場。
焼き餃子80B
かなりのボリューム感です。これだけで食事を済ませられるくらい。
味わいはやはりちょっと日本の餃子とは違いますね。肉汁が溢れる訳ではないものの、肉の味をしっかり味わう系のもの。最近流行りの赤身肉を愉しむかのようです。またニラがちょっと多いかなと。ガッツリ食べてエネルギーをチャージするには持って来いな一品でしょう。
実はこの数日後に、かの有名な栃木県の宇都宮餃子を食べる機会があったのですが、個人的にはやはりこっちの方が舌に合うなと言うのが正直な感想です。だからと言ってここの餃子が不味い訳ではないですし、むしろかなり美味しかったのですが、なんだろう、この「これじゃない」感?
そう考えると、タイ人が日本で本場の和食を食べたときに、無性にタイの和食が恋しくなることとかあるんでしょうかね。
大連飯店エカマイ店