このクアラルンプールの旅では、安宿で有名なチャイナタウンに投宿したのはいいものの、香港の重慶なんとか宜しく、なかなかの酷さで写真にも収める気すら起こりませんでした。
なにせ、窓なし(これは仕方ないとして)・湿ったタオル、シーツ・シャワーの蛇口が捻れない・カビたマットレス・ベッドの間に落ちているペットボトルの残骸などなど。。こんなの写真に収めたところで誰の需要もないことは明白です。唯一良かったのはスタッフの方がフレンドリーだったこと位ですかね。
その影響もあって、連日夜遅くまで外をほっつき歩いていたのですが、チャイナタウンの夜市が面白かったと、前回書いたようなことをやっていたので、あまり苦労せずには済みましたが。
さて今回はチャイナタウンで出会った、変わったグルメのお話を。
初日ホテルにチェックインした後、せっかくなら地元の有名店に行こうと思っておりまして、たまたまホテルの近くに有名なお店があることを知りました。で、特に迷うことなく行ったお店がこちら。
金蓮記さんです!
と言っておきながら、外観を撮るのを忘れました。内観はこんな感じ。
老舗でありながら、飾らない雰囲気がいいですね。
一番安かったカールスバーグで乾杯。マレーシアの中華料理屋ではビールもウィスキーグラスの様なグラスで供される不思議。
で、今回来店の最大の目的がこれ。
福建麺!
オイスターソースやら、肉や海鮮が複雑に混ざり合ったこの焼きそば、少々油がキツめで見た目も余り良くは見えませんが、味的にはビールと合わせるくらいが、むしろ丁度良いかも知れません。そうでないとちょっと飽きる?
未経験の料理との出会いのお陰もありまして、ひどいホテルの記憶は薄らいで行きました。私ももう年齢を重ねて来ましたから、安さだけで宿を選ぶと大変なことになるなと、濃厚な焼きそばを啜りながら反省したものです。次こそはちゃんとしたところに泊まろう。
金蓮記